学部・大学院FACULTY TAISHO
日本史コース
シンポジウム開催のご案内
10月28日(土)、本学にて、「コシチューシコ・シンポジウム」が開催されることになりました
このシンポジウムに、本学科日本史コースの白木太一先生が報告者として参加されます。
【白木先生ご紹介】
先生のご専門はポーランド史です。
早稲田大学にて西洋史を専攻された後、東欧革命最中の1986年から3年間ワルシャワ大学にご留学されました。
これがきっかけとなりポーランド史の研究を志すことになりました。
2007年より大正大学にて教鞭を執られていますが、西洋史を日本史・東洋史との比較対象として捉えられる視点を養うことを軸とした授業をされています。
主な担当授業:西洋史概説、キリスト教文化史、歴史学入門、文化の探究など
今回の「コシチューシコ・シンポジウム」の紹介とコメントを白木先生からいただきました。
「我が国の世界史の教科書にもその名前が登場する、18世紀ポーランドが生んだ民族的英雄、タデウシュ・コシチューシコ(1746~1817年)。しかし、わが国でこの人物と彼が生きた時代のポーランド史について詳細に語られる機会は多くはありません。没後200周年を迎えて、来る10月28日(土)、ポーランド広報文化センター主催、フォーラムポーランド組織委員会共催、大正大学後援のもとでシンポジウムが開催されます(詳細はチラシをご覧ください)。
コシチューシコを生み出した18世紀後半のポーランド、環大西洋革命の中のコシチューシコ、映像の記憶の中のコシチューシコなどのテーマで、コシチューシコを多角的に分析し、その意義について皆様と考えてみたいと思います。
ちなみに私は、コシチューシコ蜂起を生み出した18世紀ポーランドの政治と社会、コシチューシコの生い立ちを中心に冒頭の報告をします。」
おおよそのスケジュール
13:00~13:40 白木報告
13:45~14:25 小山報告
14:25~14:40 質疑応答
14:40~15:00 休憩
15:00~15:20 映画上映(1)
15:25~17:20 久山解説、映画上映
17:20~18:20 全体の質疑応答、コメントなど
なお、レジュメ作成の都合上、出席を希望される方は下記のアドレスにご一報いただければ幸いです。
普段なかなか関わることがないポーランド史についての知識を得ることができる貴重な機会になると思います。
入退場自由、入場無料の催しですので、一部だけの参加も歓迎です。
日本近代史との比較の意味でも参考になると思います。少しでもポーランド史や西洋史に興味のある方はふるってご参加ください。