学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

日本史コース

1年榎本ゼミ 大森貝塚・品川歴史館見学

古代史の基礎ゼミは、36日(水)、大森周辺の遺跡・博物館などの見学に行って来ました。
今回はその様子をお伝えします。

まず、大森駅北口で集合しました。春休み中のため、約1ヶ月ぶりにゼミの仲間と嬉しい再会です。

 まずは、教科書にも載っている超有名な大森貝塚へ。場所は大森駅北口近くのNTTデータビルの裏手、
京浜東北線の線路際にあります。

 

大森貝塚の遺跡は2ヶ所あって、もう1ヶ所は大森貝塚遺跡庭園となっています。
遺跡発見者であるモース博士の胸像と一緒に記念写真を撮りました!

その後、鹿島神社に参拝しました。社伝によると、安和2年(969)に南品川常行寺の僧尊栄が常陸国の鹿嶋神宮より御分霊を勧請し祀ったのが創始とされ、古代・平安時代に遡る由緒ある神社となります。

品川歴史館は区立の施設ですが、大森貝塚や江戸時代の品川の展示がとても充実していました。

縄文土器の立体パズルは1人では難しい作業でしたが、4人で力を合わせ見事完成!

 

品川歴史館見学の後は、「馬込文士村」へ。大森駅から程近い、山王・馬込の地には、大正末から昭和初期を中心に、多くの学者・小説家・芸術家たち(所謂文化人)が住んでいました。今回は、『人生劇場』などの作者として有名な尾崎士郎(1898~1964)と、雑誌『国民之友』、新聞『国民新聞』を発行した徳富蘇峰(1863~1957)の旧宅を訪れました。

徳富蘇峰の旧宅跡は山王草堂記念館になっており、多くの遺品が展示されていました。
また、係の人から丁寧な解説をしてもらいました。

 

原始時代から近代に至る様々な実物を実見でき、とても有意義な見学となりました。最後は、大森駅近くのシックな喫茶店で反省会・懇親会を開き、解散しました。皆さんご苦労様でした。

 

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