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日本史コース

【歴史学科】先生のお仕事⑥ -木下先生編-

日本史コース恒例の「先生のお仕事」シリーズ、久々の更新です。
第6回となる今回は木下昌規先生のご研究についてご紹介します。

日本史コースで中世史をご担当されている木下先生は、室町時代から戦国時代にかけての
足利将軍権力と公武関係について研究されています。

木下先生が執筆された『足利義輝と三好一族 崩壊間際の室町幕府』(戎光祥出版、2021年)
が今月12月に刊行されました。

           

本書は、義輝をはじめとして彼の一族や仕えた武将たちの動向も取り上げられているため、
当時の義輝を取り巻く政治・社会情勢がわかりやすくまとめられています。
また、義輝と幾度となく対立した三好氏にも焦点が当てられており、様々な勢力が入り乱れ
複雑な様相を呈していた戦国期畿内の情勢をより深く理解することができる重要な一冊です。

また、従来語られてきた“剣豪将軍義輝”ではない足利義輝の実像を浮かび上がらせたという点も
本書のみどころです。

全国の書店で販売されていますので、皆さまぜひ手に取って読んでみて下さい!

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