学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

日本史コース

令和4年度史學會大会を開催しました

11月12日(土)に、令和4年度史學會大会を開催しました。
今回の史學會大会の様子を、画像と併せて紹介したいと思います。

開会の挨拶の後に、大学院生2名の研究発表がありました。

はじめに格和賢さん(博士後期課程3年)が、「南北朝期における在京大名―足利義詮執政期を中心に―」
という論題で発表しました。

   
  博士後期課程3年 格和賢さん     博士後期課程1年 堀田和敬さん

次いで、堀田和敬さん(博士後期課程1年)が、「古代アジアの水瓶について―浄瓶と触瓶を中心に― 」
という論題で発表しました。

大会には名誉教授の先生方もお越しになり、報告者に厳しくも温かいご指導をされていました。

  


研究発表の後に、伊藤宏之先生の講演がありました。
伊藤先生は、主たる研究テーマである板碑(岩を加工して作製された供養塔)について、
「中世における板碑の製作と人々の認識」という論題で講演されました。

       

伊藤先生は、板碑に刻まれた碑文の分析を通して、造立した人々の意思が込められていることと、
中世の地域社会で民衆の識字と教養が広がりをみせていたことを明らかにされました。

3年ぶりに対面で開催できたことは大変喜ばしく思います。
会場では、研究に関する活発な意見交換がなされただけでなく、久しぶりに会えたということもあり、
そこかしこで会話に花を咲かせていました。

ご参加頂きました方々にお礼申し上げます。

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