学部・大学院FACULTY TAISHO
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日本文学科
第三回源氏物語勉強会を開催
10月23日に人文学科日本語日本文学コースの学生と大学院国文学専攻の学生が集まり、源氏物語の勉強会をしました。この勉強会は夏期休業中から始まり、月に一回の開催をしています。勉強会と言っても、堅苦しいものではなく、学生たちが自主的に集まり開催しているもので、普段は、大正大学蔵源氏物語の翻刻などをし、古典作品への理解を深めています。
第三回目である今回は、人文学科長である清水宥聖先生のご自宅の圓乗院(世田谷区)に招かれての勉強会となりました。清水先生からは、変体仮名に関する知識(補入、見せ消ちなど)をはじめとして、書誌学(書籍の綴じ方や錯簡について)など、普段の講義では、なかなか聞くことのできない専門的で細やかな内容をご教授頂きました。
さらには、寺宝である「源氏物語貼り交ぜ屏風」をも拝観させて頂きました。この屏風には二十四枚の源氏物語に関する絵画が貼られており、各巻の場面が描かれているもので、その場面説明等を、人文学科教授の大場朗先生にして頂きました。このような実物を通して、生の古典作品に触れることにより、より一層、実りある勉強会となりました。
人文学科副手 首藤卓哉