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去る2021年12月16日（木）に、３年生全員参加で、４年生による卒業論文発表会・就職活動報告会を開催しました。当日は感染症こそ下火の折ではありましたが、本年度の大正大学の日本文学科では年間を通じて対面方式を基本としつつ、希望者はオンラインで参加できる受講形式を取ってきたため、今回の会でも対面・オンライン双方から学生が参加する形でスムーズに行うことが出来ました。
日本文学科では全員が専門のゼミに所属して、卒業論文を執筆することが出来ます。日本文学科で学生の皆さんが学ぶ日本文学・日本語学の分野は、ある程度高校までの国語という共通する下地があるため、学部学科の４年間でも真摯に取り組めば新しい発見にたどり着くこともあります。今回は３名の４年生の優秀卒業論文の成果とその過程を聞くことが出来て、３年生の皆さんも来年度の挑戦に向けて気持ちを高める機会となったようでした。
就職活動報告会は、「就職に強い大正大学の日本文学科」を継続するための取り組みとして、例年４年生の代表から、就活の準備やスケジュール管理の方法、面接で聞かれた質問などを直接３年生に話をしてもらっています。何しろ１学年上の先輩方から、今年度行ったばかりの就職活動の成果を生のままに聞くことが出来るチャンスですから、３年生の皆さんも真剣に聞き入っていたようでした。
感染症の流行が続く中、卒業論文にも就職活動にも不安な３年生も少なくなかったようですが、日本文学科における学習や、その集大成たる卒業論文執筆で身につく、「読む力」「調べる力」「論理的に考える力」「客観的に書く力」は、就職活動にも繋がるものに他なりません。４年生の具体的なアドバイスや「大丈夫」という言葉に勇気をもらったことでしょう。最後には４年生の明るい表情に、３年生からも笑顔を見ることも出来ました。来年度の現３年生の活躍が楽しみです！ また、お話いただいた４年生の皆さん、ありがとうございました！
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