学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

日本文学科

第12回 「おうだい子ども日本語教室」の開催

2023年2月18日(土)に、第12回「おうだい子ども日本語教室」を開催しました。まだまだ改善点はあるものの、教室も学習に集中する時間と、息抜きをしながら楽しむ時間のメリハリがかなりついてきました。

最初の写真では、はじめて教室に参加した子が、自分の名前をひらがな、カタカナで書く練習をしています。すでにひらがな、カタカナをマスターした子が、学生サポーターと一緒になって教えてくれます。

 
次の写真は、中学2年生の漢字学習です。宿題なのですが、思いのほか難しい漢字が多いことに改めて気づかされます。漢字は日本語学習者にとってハードルが高いとも言われていますので、これを楽しく学べる学習法をぜひ編み出したいところです。学生サポーターたちに期待します。

 
最後の写真では、中学生たちが形容詞について学習しています。この後、「おもしろい」「おいしい」などの形容詞に「~そうな」をつけていく練習をしていました。みな順調にマスターしている様子でした。

 
今年度の教室も、残すところあと2回。学生サポーターたちにここまでの印象を聞いてみたところ、以下のような言葉以前のコミュニケーションに関する答えが返ってきました。

「マスクがあって目しか見えないけれど、その目を見てコミュニケーションをとることを心がけている」
「子どもたちは気持ちや意思を上手く伝えられないので、目を見てそれを読みとろうとしているうちに、それが上手くできるようになった」

制限がある中で、最大限のコミュニケーションを大事にしていることが分かります。思えば教室が始まってから、子どもたちと学生サポーターやスタッフはマスクなしの互いの顔を一度も見たことがありません。ですが、顔が見える状況でのコミュニケーションがはじまるときにも、きっとこの経験は役に立つはずと思います。

今年度の教室は、以下の2回となっています。
3月4日(土)14:00~
3月18日(土)14:00~

参加希望やお問合せは、「odaikodomo.taisho◆gmail.com」までお寄せください(◆を@に変えてください)。

大正大学文学部日本文学科では、これからも様々なイベントや取り組みを行っていく予定です。Twitterもありますので、ぜひチェックしてください。
 
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