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日本文学科

【日本文学科】第17回「おうだい子ども日本語教室」の開催

2023年5月27日（土）に、第17回「おうだい子ども日本語教室」を開催しました。年度が変わったこともあり、学生サポーター、学習者ともに、新たな参加者が増えてきています。一枚めの写真は、教室が始まる前の様子です。初参加の学生サポーターに、先輩サポーターが教室の様子や学習の方法などを説明しています。

二枚めの写真では、学生サポーターが小学生に、日本の月や曜日といった基礎的な知識を説明しています。その様子を見ることで、新規参加の学生サポーターは学んでいきます。

三枚めの写真は、小学生が漢字の学習をしています。ホワイトボードには、「土」「日」という文字が書かれています。なお、この後、「だいすき」という文字が付け加えられ、「土日だいすき」という文が完成しました。この素直で正直なことばに、見た人は、みんな笑顔になっていました。

学生サポーターの声をいくつか紹介します。・母語が中国語である小学生の子を担当しました。最初は、お互いに何をしたいかが上手く伝わりませんでしたが、後半は日本語の漢字を書いて「中国ではどう書くの？」と聞いたりしながら、言語は障害ではないことを意識して進めました。・初めての参加だったので、先輩の学生サポーターが楽しく分かりやすく教えている様子を隣で見ていました。学習者である小学生の子が私にも質問をしてくれて、ちょっと気を遣ってくれているのかなとも感じました。経験を積んだ学生サポーターは、さまざまなケースに対応可能になってきています。「言語は障害ではない」、――使用する言語の違いは決してコミュニケーションの妨げではない――は、学生サポーターたちが日々この教室で実感してきたことだと思います。学習者の方が新米のサポーターに気を使ってくれているというコメントについては、それも含めて人と人とのコミュニケーションだと思います。学生サポーターも、そして参加している学習者も、一緒に成長していける教室でありたいです。
今月の教室は6月10日（土）、　6月24日（土）の14時から16時までです。7月は8日（土）と29日（土）を予定しています。参加希望やお問合せは、「odaikodomo.taisho◆gmail.com」までお寄せください（◆を@に変えてください）。
大正大学文学部日本文学科では、これからも様々なイベントや取り組みを行っていく予定です。Twitterもありますので、ぜひチェックしてください。

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