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日本文学科

【日本文学科】受験生からの質問に関する在校生からの回答です

前回のオープンキャンパスのアンケートにて、受験生の皆さんからいただいた質問に回答します。今回の更新では、学科の学習内容に関して、在校生宛にいただいたご質問の回答です。なお、質問の内容は原文の趣旨を損ねない程度に要約、補足した箇所があります。

Q.歴史学と文学は関わり合いのある学問ということでもあり、大正大学の歴史学科と日本文学科どちらを受験しようか悩んでいます。
 もし、同じ悩みを持ち、日本文学科に決めた学生さんがいらっしゃいましたら、決め手となったものを教えていただきたいです。

A1.学芸員資格が日本文学科でも取得可能であることを決め手として、本学の日本文学科を選びました。その目線からざっくり分けてみると、歴史学科は資料の来歴や材質の専門家になれる一方で、日本文学科は資料に書いてある内容や表現を読み解く専門家になれると考えられます。また日本文学科では自らの発想を起点とし、作品の本文を根拠として論理的な内容解釈を組み立てる学習をしておりますので、そこに毎回必ず歴史的な事象が必要になるわけではありません。模擬授業やオープンキャンパスにたくさん参加してみて、どちらの学問が自分に合っているかを考えることも一つの決め手になりうるかと思います。頑張ってください。(四年・S)

A2.自分が日本文学科を受験したのは、物事の歴史よりも文学の中身に興味があったからです。語彙を増やしたり、日々の感情表現のレパートリーを増やしたりしたくて、文学研究がそのヒントになると思いました。あとは単純に、歴史は暗記科目である印象が強くて苦手だったからです。(三年・K)

A3.私は歴史学と文学と、それから教育学の三つで悩んでいましたが、最終的には大正大学の日本文学科を選びました。歴史も好きでしたが、大正大のオープンキャンパスに参加したときに、先生から文学作品を考えるにあたっても歴史的な観点が必要になることはあるし、分野によっては歴史学が文学作品を資料にしていることもあるとうかがいました。主として勉強したいのは文学作品に書かれていることですか、それとも歴史的な資料に書かれていることですか? と先生に質問されて、そのときはうまく答えられなかったのですが、家に帰ってから文学や言葉により興味が惹かれているかなと思いました。
ついでながら教育学についても書くと、こちらは国語で教える内容の専門家になりたいですか? それとも教える方法の専門家になりたいですか? と先生に聞いていただいて、教える内容の方だと思いました。来年以降に、一緒に勉強できたらうれしいです。応援しています。(三年・匿名希望)

  
Q.大正大学には建物がたくさんありますが、移動は多いですか? 移動時間がかかって急がなくてはならないことはありますか?

A1.私の場合はそこまで多くありませんでした。日本文学科では四号館、その隣の十号館、向かい側の五号館をよく使います。必修科目の授業は五号館の隣の七号館を使用することが大半でした。また同じ館の違う教室に移動するだけという日もありました。どこへ行くにも五分程度で間に合いますので、友達とお喋りしながら歩いても余裕がある距離だと思います。(四年・S)

A2.移動は多いですが、大学自体はコンパクトなので、不便さはあまり感じません。学科ごとに、だいたいの活動場所が定まっているので、1,2限が同じ棟で階数だけ異なるということも多いし、2つの棟をつなぐ連絡通路もあるので便利です。4号館以外は基本エレベーター移動が多くて楽です。
また、ある学科・科目限定で、巣鴨商店街内にある教室を使用することがありますが、大学からの移動距離を考慮して、教員の方には講義の開始時間を配慮していただいているので、移動時間はかかるけど、焦って急いで行くほどではないです。(三年・K)

A3.選択した科目にもよるのですが、基本的には日本文学科の授業は同じ敷地内にある建物で行ってもらえるので、不便を感じたことはありません。オープンキャンパスでは各建物に入れる機会もあると思うので、ぜひ色々見てみてはどうでしょうか。(三年・匿名希望)
 
回答は以上です。また在校生に質問があればオープンキャンパスの時のアンケートに記入したり、直接聞いたりしてみてください!

大正大学文学部 日本文学科
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