学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

日本文学科

第41、42回「おうだい子ども日本語教室」の開催

2024年9月7日(土)に第41回、9月21日(土)に第42回「おうだい子ども日本語教室」を開催しました。その様子をお届けします。

まずは、9月7日の様子です。小学校や中学校で新学期がはじまったせいか、新しい参加者が増えました。最初の写真は、今日初めて教室に来た子どもたちと、ペアになった学生サポーターがそれぞれに日本語の学習を行う様子です。学生のコメントを見ると、最初は子どもたちに緊張が見られたようですが、すぐに打ち解けることができたようです。

次はしりとりをする様子です。学生サポーターが書いたホワイトボードを見るに、かなりたくさんの語があがっています。その下の写真はみんなでしりとりを楽しむ様子なのですが、この子どもたちは最初は別々に学習していました。いつの間にか輪が広がってみんなでしりとりという、ほほえましい光景になっていたのが印象的でした。




次は、9月21日の教室です。いつもは壁一面がホワイトボードになっている教室を使用していますが、今日は可動式のホワイトボードと移動式の机や椅子がある一般的な教室でした。ホワイトボードはしりとりやゲームを行う際にとても便利なので、少し心配もありましたがそれぞれに集中して学習に取り組む様子が見られました。

下の写真は、小学生が書き取りをしたノートです。丁寧に書かれた文字を見て、思わず写真にとらせてもらったところ、たくさんのページを見せてくれました。




次の写真は、参加して間もない小学生の日本語学習の様子です。まだ、何が好きなのか、どんな勉強法が向いているのかが分からず、学生サポーターも苦戦していました。絵カードを見ながら、文字カードでその名前を作るという方法にしたところ、見違えるように積極的になりました。


下の写真では、小学生と中学生が身体語彙の学習をしています。語彙を学んだ後は、絵カードを使いながら、「○○が痛いです」など、発話する練習をしました。学んだ語彙をすぐに使ってみる、とても大事なことです。

 
この夏に日本語学校での実習を終えた4年生サポーターたちは、やはり安定しています。彼らはあと半年ほどの参加となりますが、後輩サポーターたちにその秘訣をぜひ伝授していってほしいです。
 
今後の教室は、10月5日、10月19日、11月2日、11月16日、12月7日、12月21日で、いずれも14時から16時までです。

参加希望やお問合せは、「odaikodomo.taisho◆gmail.com」までお寄せください(◆を@に変えてください)。
 
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