放送・映像メディアコース

南三陸映画祭 （3日目）

3日目も各班での制作が続いていきます。

また、本日は午後3時からワークショップと題しまして、いりやどの近隣の方々に参加してもらい、一緒に映画を撮影する作業が行われました。
その様子を朝日新聞の記者の方が取材に来てくださり、16日の朝刊に掲載されることとなりました。
ぜひご覧ください。

　

この日の各班はそれぞれ以下の活動を行いました。

1班はワークショップに来てくれた小学1年生の女の子2人と八幡神社へロケにいきました。
小学生の女の子たちは戸惑いながらも、優しく指導してくれる大学生のお兄さん、お姉さんの言うとおり演技をしてメインキャラクターを演じてくれました。

 

2班はいりやど近辺の東屋、田んぼ、八幡神社へロケへいきました。白髪のかつらを被って、晴天の下青い傘をさすという撮影は、近隣の方々の目を惹き、沢山の地元の方々から声をかけていただき、コミュニケーションを取ることができました。

　

3班はいりやどでのロケを行い物語の大筋を撮影することが出来ました。その後さんさん商店街へ移動し、キラキラ丼を食べるシーンなど、豪勢なロケができました。
また、海岸で親子が語るシーンなど、重要なシーンの撮影に成功いたしました。

　

　

4班は旧戸倉中学校でのロケを行いました。芳賀さんが主役となり、旧戸倉中学校に設置されているモアイ像が語りだしコミュニケーションを取るという作品で、多くのシーンを撮影することに成功いたしました。




さらに本日は映画体験ワークショップを開催しました。
各班それぞれに来てくださった近隣地域の方々とコミュニケーションを取ることができました。

 
　


本日はその中から2班の活動詳細を学生から紹介いたします。


☆ 2班活動報告 ☆
　

2班はまず最初に10時にいりやどの前の道路で撮影を行いました。そこでは私たちの作品の主人公のカットを撮りました。
撮影している最中に地元の人に声を何をしているのかと声をかけていただきました。

　

11時からは八幡神社で境内にある階段や森を撮りました。撮りはじめた時は光が射して綺麗に森を写すことができましたが、途中から雨が降ってきてしまい、少し早めに断念してしまいました。

　

13時にはいりやどから少し離れた東屋を目指すために、マウンテンバイクを借りて向かいました。ですが、東屋がある麓にいくととても自転車では登れないことが判明しました。
その時、トラクターに乗った男性と出逢いました。その方はなんといりやどの前で声をかけてくださった方でした。その方も今から東屋に行くので、トラクターの後ろに乗っていいとおっしゃってくれたので、お言葉に甘えて乗せてもらいました。
その方のお名前は首藤さんと言い、よく東屋に登って季節ごとに移ろいゆく田んぼの景色を撮影し、NHKなどに資料提供している方ということでした。
私たちはさらに首藤さんから南三陸の思い、人と人との繋がりの大切さの思いを聞かせて頂きました。
繋がりを大切にしたいということで色んな人に声をかけていて、今回私たちにも声をかけてくれたそうです。
現地の人との交流は私たちにとって、なりよりも貴重な体験であることを改めて身に染みました。

　 　　

14時からは田んぼでの撮影を行いました。田んぼの撮影は昨日撮っておいたのですが、今日の方が日が出て小麦色の稲がとても綺麗だったので撮り直しました。

　

15時からは地元の方と一緒に映画制作をするワークショップを開催しました。
最初小学生の女の子二人と地元の男性の方が二名、作業場である会場に来てくださいました。その後も下校中の小学生が4名来てくれました。みんなで絵を描いたりカメラをいじったりと作業場の中が賑やかになってとても楽しかったです。



今日は撮影も順調に進み尚且つ、地元の方とも触れ合う機会に恵まれました。
地元の方との交流のおかげで、私たちもより一層宵祭りを盛り上げたいという気持ちが出てきました。
明日も各班残りの撮影を頑張っていきます。
少しでも多くの人にお祭りに参加してもらえると幸いです。

以上、本日の報告は2班の星山浩基でした。