学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

放送・映像メディアコース

放送・映像メディアコース2年WS(B)第1QTが終了しました!

こんにちは!

放送・映像メディアコース、3年の北村です。
2024年、第1QTのワークショップⅠ(基礎)の授業報告を担当させていただきます。
よろしくお願いします!

初めに、本ワークショップは2つのクラスに分かれており、今回は松崎泰弘先生、中山浩太郎先生の担当されるBクラスの授業報告となります。

Bクラスでは日本の商業アニメーション業界周辺の方々を取材する事で、その役割を理解すること。そして、インタビュー取材などを通じてコミュニケーション能力を高め、自身の今後の創作へのヒントをつかむことが目的です。

まず、インタビュー対象に関する情報収集、インタビュー内容の検討を重ね、本番の取材に備えます。自身の欲しい情報を聞くためにはどのような質問が適切か吟味し、相手に失礼のないよう正確な情報収集を心がけます。次に、取材の際は積極的に取り組むだけでなく、インタビューの基本的な枠組みを遵守します。インタビューをする上での基本的なマナーを抑え、記事に使用する写真撮影も学生一人一人が行います。また、インタビューした多くの内容から記事を執筆するために推敲を重ね、制作した記事に対しては講評をいただきます。

実際のインタビューでは、ボイストレーナー兼プロダクション社長・松田薫さん、漫画家の森野達弥さんに来ていただきました。
松田さんは体を使ったアクティブな講義で、発声のトレーニングをした後で、業界の実情を交えながら、バックコーラス出身の松田さん本人の実体験中心に取材が進みました。終始、松田さんの明るい雰囲気から皆和やかな雰囲気で取材に取り組んでいました。
森野さんは実際にGペンを使い目の前で絵を描いていただき、学生は目新しそうに周りを囲み、目を輝かせていました。その後の取材では普段会うことのない漫画家という職業への興味からか、漫画家という職業そのものについての質問も多く、加えて森野さんと師匠である水木しげるさんの関係についての取材になりました。

また、インタビュー後の記事執筆では、文章を書くことが苦手な学生も少なからずいましたが、先生方に個別にアドバイスをいただき、周りの学生とも相談しあいながら進めていました。

これらの内容に加え、放送業界の一般常識やアニメーションに関する歴史を学んだり、ラジオ番組の企画を考えるグループワークもあります。グループワークでは、各チームで個性豊かなアイデアを考えることができていて、ラジオの性質を踏まえた上で相手にどう伝えるべきか活気のある話し合いが行われていました。

本授業はまだ知らないことの多い学生にとっては多くのことを吸収できる良い場であり、業界を複数の方面から感じられる貴重な機会だと感じました。

第2QTではAクラスとBクラスのメンバーを入れ替え、今回Bクラスの授業を受けたメンバーはAクラスの授業を受けることになります。

今回学んだことを踏まえ、第2QT以降、積み上げたものを活かしていって欲しいです。

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