学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

公共政策学科

ご入学おめでとうございます(塚﨑先生より)

 新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。歓迎の意を表したいと思います。これまで皆さんを支えてこられたご家族の皆さまにも心よりお祝い申し上げます。

 これから皆さんが過ごす大学では高校までと大きく違うことがあります。それは、勉強でも勉強以外でも皆さん一人一人が自分なりに考えて決めていかなければならないことがたくさんあるということです。大学で過ごし始めると、誰かの指示を待っていては何事も起きないことがあることに気づくと思います。様々なことが皆さんの『自由』 に委ねられているのです。劇作家バーナード・ショーの言葉に『自由は責任を意味する。だからこそ、たいていの人間は自由を恐れる』という言葉があります。しかし、是非皆さんは『自由』を恐れずに、自分らしくかつ有意義な4年間を過ごしてほしいと思います。

 大学では何をどう学んでゆくかは基本的に皆さんが決めていくことになります。選択科目のうちから学びたい科目を自分で選ばなくてはなりません。受け身で講義を聴いているばかりでなく、一人一人が自分で課題を選んで研究したり、プレゼンテーションを行ったりすることも増えていきます。4年次に執筆する卒業論文では、自分が選んだテーマについて文献を調べ、仮説を立てて、自分で調査を行ったり、分析や考察を行ったりして結論を導き出さなければなりません。

 こうした主体性は勉強以外でも求められます。余暇の時間の過ごし方も皆さん一人一人の手に委ねられているのです。大学の4年間は、皆さんが思っているよりずっと早く過ぎ去ってしまうものです。4年間の大学生活について全体構想を自分なりに描き、その下で一日一日をどのように過ごすかをしっかりと考えて、挑戦したいと思ったことに積極的にチャレンジして悔いがないように過ごしてください。大切に積み重ねた一日一日は、必ずや皆さんの成長につながり、また社会人としての土台、礎になります。

 4年後卒業する際、実り多く充実した大学生活だったと振り返ることができるよう毎日を過ごして下さい。私たち教員は皆さんを精一杯サポートしていきたいと思っています。ご健闘を期待しています。


公共政策学科教員
塚﨑 裕子

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