学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

公共政策学科

環境政策のためのワークショップを開催しました

豊島区環境政策課と大正大学人間環境学科・公共政策学科とは連携協定を結んでいますが、その三者が協力して、2021730日に大正大学で環境政策のためのワークショップを開催しました。豊島区では、現在の環境基本計画に、新たにゼロカーボンシティに向けた戦略を加える、という検討を開始したところです。この検討をすすめるにあたって、豊島区在住・在学の若者たちから意見を聞き、集約してインプットしていきたいという期待から、大正大学の学生たちが選ばれ、このイベントが企画・実施されました。



ワークショップでは14年生をバラバラにしたグループを6つつくり、異学年同士のメンバーで話し合いをしてもらいました。2050年にゼロカーボンを達成した豊島区のまちのイメージと、その達成に向けていったい何を優先課題とするべきか、という2つのテーマそれぞれについて、少し長めに話し合いをして合意形成をすすめ、グループの話し合いの結果を全員の前で発表していってもらいました。みんな積極的にグループワークに参加し、発言し、意見をまとめていくことができたことが印象的です。



この話し合いの成果は、今後豊島区で策定されるゼロカーボンシティ戦略になにがしかのインプットがなされ、政策に活かされていく予定です。このような機会はあまり無いので、学生にとっても良い経験にもなったと思います。ワークショップに参加した24名の学生のみなさん、お疲れ様でした。



今回ファシリテーターを担当した公共政策学科の本田先生と桝野先生、どうもありがとうございました。また地球温暖化についての講義を担当していただいた日本気象協会と、ワークショップの企画および当日のファシリテーションをアシストしていただいた豊島区環境政策課のみなさんにも、深く感謝しております。

文責:高橋正弘

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