学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

公共政策学科

フィールドワークⅠ 千葉市グループの活動

大正大学 社会共生学部 公共政策学科1年生は9月2日から10月13日まで7箇所の自治体でフィールドワークⅠを実施しました。ご協力いただいた自治体は埼玉県さいたま市、千葉県千葉市、東京都豊島区・三鷹市・八王子市・狛江市・青梅市です。今回は千葉市でのフィールドワーク についてご報告いたします。
事前学習で千葉市は人口減少は進んでおり、少子高齢化社会による生産人口不足が課題であることがわかりました。近年、コンパクトシティモデルが取り入れられ、千葉県内の他の市からの人口流入は増えていることもわかりました。しかしそれは美浜区などに限られており、今後は人口減少は進むことが想定されています。なので2022年度以降は「人口減少を抑制するための8つの政策」が挙げられていました。1つは子育て支援の充実、ファミリー層を千葉市に呼び込むということです。またもう一つ、多様な価値観を包摂した社会の構築を目指すことも挙げられていました。障がい者、性的少数派、外国につながる人々も暮らしやすい成熟した都市を目指していました。また千葉市内のすべての区では「若者の力」を求めていました。「高齢者が高齢者を支える状況、マンネリ化した地域活動などを変えるために若者の力を求めている」とのことでした。これらの課題の「リアリティ」を学ぶため6名にインタビュー調査を実施、そして千葉市役所の7箇所の部署にも講義をいただき、さらには千葉市が実施している「こども若者市役所」の活動に1日参加してきました。学生らは他大学、高校生、そして千葉市職員の方々とディスカッションやスポーツを楽しみました。

 
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