学部・大学院FACULTY TAISHO
公共政策学科
公共政策学科2年生 静岡市フィールドワーク報告(田島先生より)
静岡市グループ フィールドワーク報告
10月14日~10月19日まで、5泊6日で、静岡市にフィールドワークに行きました。
静岡グループは、総勢10名。テーマは、静岡市の4つの地域のまちづくりです。
初日には、市役所を表敬訪問しました。 市役所では、訪問させていただいた松浦企画局長はじめ市役所の皆さんから、ようこそ静岡市へと温かい言葉をかけていただきました。
静岡市役所 表敬訪問
翌日からは小グループに分かれてのインタビューとまちあるきです。小グループでそれぞれテーマに沿ってまちを歩き、インタビュー先を訪問しました。I Love しずおか協議会や、地元旅行会社レイライン、Otono、都市環境デザイン事務所など、地元でまちづくりにかかわる方々に直接お話を伺い、静岡市の魅力、深い地元愛、まちづくりへの想い、ガイドブックやホームページ検索ではわからないまちの情報などを直接教えていただきました。
3日目に訪れた草薙カルテッドは、草薙地区のまちづくりに取り組む団体ですが、住民の要望と市の政策をつなぐ役割、駅前広場の活用や地元のよいところを見出し、住民が誇りを持てるまちづくりなどの活動内容をうかがうことができました。また、実際に活動に参加している地元静岡県立大学の学生の方のお話もうかがうことができ、同年代で実際にまちづくり活動に参加していることに刺激を受けました。
草薙カルテッドにて 静岡県立大学学生との交流
こうしたインタビュー以外にも、すすめられた施設やお店を訪問したり、市内のあちこちにあり、手軽に借りて、別の場所でも返せるレンタサイクルを利用して、静岡駅周辺「おまち」や清水の「三保の松原」を見学したりと充実したフィル―ドワーク期間を過ごしました。
学生からは、5泊6日が短く感じた、普通の旅行では得られない体験だった、静岡の人の温かさを実感した、このグループで再度静岡市を訪問したいなど、うれしい感想をいただきました。これも受け入れてくださった静岡市の方々、岸本先生、天野先生はじめ、インタビューに快く応じてくださり、親身になってアドバイスくださった静岡市の皆様のおかげだと思います。
今後は今回のフィールドワークで調査したことをもとに、報告書をまとめていきます。どのような報告書が出来上がるのか、そしてフィル―ドワークを通してみんなの成長した姿を見ることがとても楽しみです。