学部・大学院FACULTY TAISHO
地域創生学科
地域創生学科の授業から生まれた日本初のSDGs社会貢献型スムージー店「ガモール堂」が堂々オープン
地域創生学部の学生が企画・運営の全てを担い、巣鴨・庚申塚商栄会から地域資源の新たな可能性を生み出すことを目指す「ガモール堂」が10月24日(日)にオープンしました。このガモール堂の開業と運営は、地域創生学科で開講している授業「地域課題解決実践論」の中のプロジェクトの1つとして行っています。このプロジェクトでは、地域実習など、学生が地域創生学科での学びの中で感じてきた様々な地域課題に対し、1年次から重点的に学んでいる経済学や経営学の知識などをもとに解決策を考え、実践していくことで、地域創生の実践力を身につけていくことや、経済学や経営学に対する理解をより深めていくことをねらいとしています。
今回オープンしたガモール堂では、形が悪く取り扱いが難しい果物や野菜を活用したスムージーをメイン商品としており、大正大学や実際の店舗がある巣鴨地域や、地域創生学科の学びの場としてお世話になる地域実習地のフードロス問題の解決に少しでも貢献していく店舗となることを意識した運営をしています。例えば、店舗イチ押しの淡路産フレッシュスムージーに使用しているニンジンは、実習地の1つでもある兵庫県淡路島の農家でロスとなったものを使用しています。また、スムージーのカップやストローには、環境に配慮したバイオ素材のものを使用しています。
その他、店舗では期間限定の物販フェアの開催や、特別に仕入れることができるようになった食材を用いた当日限定の特別スムージーなどの販売も行っています。
11月6日にはNHK「おはよう日本」でガモール堂の取り組みが放送されました。放送後にはたくさんのお客様に来ていただき、自分たちの取り組みに賛同してくださる方が多くいることも実感できました。多くの方に支えられながら、今後も地域に根づく店舗運営をしていければと考えております。
【店舗概要】
営業日時:土曜日、日曜日 10時00分から18時00分まで
店舗場所:ガモール堂(〒170-0001 東京都豊島区西巣鴨2-7-9)
営業期間:2022年3月31日(木)まで(予定)
SNS情報:Instagram「gamalldo(ガモール堂)」/URL: ガモール堂(@gamalldo) • Instagram写真と動画
執筆 地域創生学科3年 方波見貴雄(ガモール堂 広報・SNS運営担当)
(監修 高柳直弥)