学部・大学院FACULTY TAISHO
CATEGORY
社会福祉学科
実習に行ってきました!2年生が語る!
アーバン福祉学科ソーシャルワークコース2年生の工藤綾茄さん、新藤彩さん、須賀友香里さんの3名が、ソーシャルワークを学ぶための実習に行ってきました。実習を行った施設は、知的障害者更生施設のいすみ学園(千葉県いすみ市)、期間は9月12日(月)から17日(土)までの6日間です。3人に初めての現場実習の感想を伺いました。
○ 司会:いすみ学園は房総半島の中にありますが、初めていすみ学園に行った時の印象を教えて下さい。
○ 工藤さん : とっても緑が濃くて自然が豊かだなあって思いました。
○ 新藤さん:利用者の方たちの伸び伸びとした様子が印象的でしたね。
○ 須賀さん:そうそう。施設の雰囲気がとても明るいよね。
○ 司会:それぞれどのような作業を担当しましたか。
○ 新藤さん:私は手芸班という作業チームで、利用者の方といっしょに「さをり織り」という織物つくりを担当させていただきました。あまり器用な方ではないので初めはどうなることかと心配しましたが、みなさんに助けてもらって楽しく作業ができました。
○ 須賀さん:私は外作業班で、いすみ市から委託されている万木城跡公園の整備ということで一生懸命草刈りをしました。まだ暑さが残っていてけっこう汗だくになりました。
○ 工藤さん:私は食品加工班で、利用者の方たちと梅干しづくりやお味噌のパック詰めなどをしました。これはいすみ学園特産品として一般のお店で販売されるんですよ。
○ 司会:みなさん、利用者の方たちといっしょに様々な作業に取り組んだわけですが、その中で特に印象に残ったことは何ですか。
○ 工藤さん :利用者さんたちは知的障害のある方たちなので、特に最初の1~2日は思っていた以上にコミュニケーションをとることが難しくて、もどかしい思いをしました。そんな中、職員の方たちが利用者の方と同じ目線で的確に意思疎通をして行き届いた支援をしているの見て、本当にすごいと感心しました。
○ 須賀さん:私は外の作業が中心でしたが、利用者と職員の方が、作業をするときはしっかり作業をし、休憩時間のときは和気藹々としてくつろぐというメリハリのある生活リズムがいいなと思いました。
○ 新藤さん:さっきも話に出ましたが、利用者の方も職員の方もとにかく明るい!そして、職員の方が何でもかんでも手伝うのではなく、利用者さんの力をさりげなく引き出すようなサポートしているのがとても勉強になりました。あと、実習と直接関係はないけれど、おおきなクモが出てきたのにはちょっとびっくり。
○ 司会:現場実習で、それぞれ教室の講義では得られない貴重な学びをされたようですね。最後に実習を終えての感想を一言ずつお願いします。
○ 須賀さん:いろいろな経験をさせていだき、本当にありがとうございました。6日間の実習を終えてもっともっと障害者の方たちのことを学びたくなりました。
○ 工藤さん:6日間で福祉に対する見方が少し変わったような気がします。障害についてももっと学んでいきたいと
思いました。利用者の皆さん、職員の皆さん、本当にありがとうございました。
(文責:新田秀樹)