学部・大学院FACULTY TAISHO
社会福祉学科
社会福祉士・精神保健福祉士国家試験 結果 大躍進 ! !
3月13日に、さる1月に実施された社会福祉士、精神保健福祉士の国家試験の合格発表がありました。
本学の結果は、社会福祉士の合格率57.1%、精神保健福祉士の合格率100%でした。社会福祉士は合格率が前年度を10%以上上回り、受験生の過半数が合格、精神保健福祉士は2年連続で全員が合格しました。大躍進です!
3月19日には新4年生を対象に国家試験ガイダンスを開き、合格した卒業生が後輩に体験を話してくれました。就職先の研修で来られなかった合鴨の会(合格を目指す鴨台の会)の会長は、教員にメッセージを託してくれました。メッセージを少し紹介しましょう。
・自分は、特講のグループ学習で同じグループのメンバーと比べて、自分だけ不合格になるのでは、という危機感からモチベーションを上げた。否応なしに勉強することができた。
合鴨の会は、特講(国家試験対策授業)の授業の雰囲気、進行速度、分かりやすさなど学生の立場で感じる授業改善方法や学生の意見を先生に伝えることなどで役に立つと思う。
(相馬遼さん、前年度合鴨の会会長、4月から特別養護老人ホーム勤務)
・自分は、本試験のときに特講の先生の声を思い出して正答することができた。もっと授業をよく聴いていたらさらに高得点で合格できたと思う。
特講のグループ学習では、よくできるメンバーがいて、彼に追いつきたい、負けない、というグループ内での競い合いが勉強に取り組む励みになった。
実習、卒論、就職活動で忙しかったが、全て社会福祉の分野であるから国家試験の学習にもつながる、と考え実践した。取り組み方で、忙しい状況もチャンスにできる。
(菅原和臣さん、4月から特別養護老人ホーム勤務)
・特講が受験勉強の主軸だった。基礎的なことが多く、基礎をしっかり覚えることが試験合格の近道だと思う。授業に出るとやらなくちゃという気持ちにもなった。グループ学習は、他人に合わせて勉強しなくてはならない、グループ内の人間関係に左右されるところが大きい、などのデメリットもあるが、楽しいし、励まし合える、無理やりにでもモチベーションを高めてくれる、というメリットがある。それを活かす工夫が必要だと思う。
4年生は卒論、就活、実習、アルバイト、サークルと忙しいしつらい。その上、勉強して国家試験合格を目指している。何のためにわざわざつらい道を行くのか考えることも大切だと思う。自分は人生でこんなに勉強したことはなかった。しかし、その成果が出たとき、何ものにも代えがたい喜びがあった。この喜びは一生忘れないと思う。
(田中侑さん、4月から障害者入所施設勤務)
これから受験に向かう在学生の皆さん。伝統ある本学の先輩方の熱い想いを受け継いで、合格の喜びに向けて、一緒に頑張りましょう!!
(文責:田幡)