学部・大学院FACULTY TAISHO
社会福祉学科
―今年度卒業生、国家試験に大健闘!そして次へ― 社会福祉士 合格率56.5% 精神保健福祉士 3年連続100% !!
本学で学位授与式が挙行されていた3月15日に、第28回社会福祉士、第18回精神保健福祉士の国家試験合格発表がありました。 本学の結果は、社会福祉士の合格率56.5%(全受験者の合格率:26.2%)、精神保健福祉士の合格率100%(同:61.6%)でした。さらにダブルでの合格者は80%でした。社会福祉士は受験生の過半数が合格、精神保健福祉士は3年連続で全員が合格し、多くの卒業生が、国家試験合格と学位授与の二重の喜びに顔を輝かせました。
翌々日の3月17日には、新4年生を対象に第29回社会福祉士国家試験に向けて、国家試験ガイダンスを開き、卒業生が4人、後輩に「合格」のたすきを渡すべく、レクチャーに来てくれました。卒業生のレクチャーを少し紹介しましょう。
・国試の勉強と実習や卒研はバランスのとり方が大切。実習・卒研が佳境のときは、それだけに集中せざるを得ない。そのなかでも、特講に休まず出席することで国試を受けるモチベーションや意識を持つことができた。特に、特講で、社会福祉士養成校協会のWEB講座を使った学習をしたことが効果的だった。(太田さん、社会福祉士・精神保健福祉士合格)
(4月からさいたま市に精神保健福祉士として勤務)
・自分にとって、特講(国家試験対策授業)は、基礎を固める、知らない言葉を知っている言葉にするための授業だった。本格的な受験勉強では、グループ学習が効果的だった。自分は、精神保健福祉士受験仲間でよく一緒に学習した。例えば、語呂をみんなで考えてみんなで覚えたりすると、試験中に、それを考えたメンバーの声で思い出したりして「1人じゃない!みんなで頑張ってきたんだ」という気持ちになった。(池田さん、社会福祉士・精神保健福祉士合格)
(4月から神奈川県に福祉職として勤務)
・自分は早くから受験勉強を頑張っていたのだが、特講の担当教員に「いつ、満点を取るの?」
と焚きつけられ、腹が立って猛勉強した。国試が終わって、会場を出たときには、達成感で、何ともいえない清清しさを感じた。(大西さん、社会福祉士合格)
(4月から障害者支援を行う社会福祉法人に支援員として勤務)
・自分は大西くんに「お前、そろそろやらないとまずい!」と言われて、12月から必死に勉強した。大西くんに沢山教えてもらって、がむしゃらにやったら合格できた。でも、皆に言っておきたいのだが、12月からやって受かるのには「運」も必要だ。絶対、勧めない。早くから特講で真面目に学習したほうがいい。 (小林さん、社会福祉士合格)
(4月から豊島区民社会福祉協議会に勤務)
卒業生の皆さん、忙しい中、後輩たちへレクチャーをして下さりありがとうございました。先輩たちの国試にかけた熱い想い、巨大なエネルギーは後輩に受け継がれることでしょう。これこそ、伝統のもつ強み。先輩からのたすきを受け取って、もう新4年生は動き始めました。 さあ、次はわれわれの番!
<写真は、合格祈願成就のだるまを持った卒業生>