学部・大学院FACULTY TAISHO
社会福祉学科
今年の社会福祉学科コミュニケーションガイダンス
4月4日、「西巣鴨・巣鴨を知ろう~バリアフリーマップ作成に向けて~」をテーマにコミュニケーションガイダンスが行われました。
本ガイダンスは、教職員・在学生が学科の新入生を歓迎するとともに、「これから共に学びあうクラスの仲間や先生方、先輩たちと仲良くなる」「西巣鴨地域を探索しまちの中のバリアフリーについて学ぶ」「高齢者や障がい者と地域で共に生きるためには何が必要か考える」ことを目的としています。
今回、室友会メンバーが14名も参加してくれて、地域探索に同行したり、グループワークでサポートに入ってくれました。いつも頼もしい先輩達です。
まず、10時30分頃から約2時間、グループに分かれ、教員や室友会メンバーも同行し、庚申塚商店街から地蔵通り商店街周辺を歩いて現状を調査しました。
調査は、名所旧跡、社会福祉施設、商店街を訪ねながら、高齢者・障がい者の視点でまちを点検するものです。特に、障害物の状況、バリアフリーの工夫などに着目して、メモしたり写真を撮ったりしました。
庚申塚商店街には、写真のように、フラワーポットに入学祝いのメッセージが掲げてあり、地域が新入生を歓迎してくれています。とても嬉しい気持ちになります。
探索ポイントは、マハヤナ学園跡、特養ホーム菊かおる園、区民ひろば西巣鴨第一・西巣鴨第二・清和第一、庚申塚駅、庚申塚、高岩寺(巣鴨とげぬき地蔵)、眞性寺(江戸六地蔵尊)、すがもんのおしり、西巣鴨駅です。
地蔵通り商店街には、塩大福、お団子、大学芋、ソフトクリーム、鯛焼きなどの甘味処が多く、お昼前ということもあって、目移りしながらも、それぞれのグループは調査を完遂しました。
探索から大学に戻ってきて、食事をとった後、感想をグループ毎に分かち合いました。
新入生は、基礎ゼミナールⅠを履修していますが、今回の現状調査をもとに、バリアフリーマップを作成します。「地域と福祉」を考える学習は、2年次のサービスラーニングや他の授業につながっていき、4年間継続します。
(文責:松本一郎)