学部・大学院FACULTY TAISHO
社会福祉学科
ソーシャルアクションーオレンジリボン運動の実施に向けてー
皆さん、オレンジリボン運動のことを知っていますか?
オレンジリボン運動は、「子ども虐待のない社会の実現」を目指す市民運動です。オレンジの意味としては、子どもたちの明るい未来を表現しています。
オレンジリボン運動では、それぞれオレンジリボンを着けることで、子ども虐待防止の活動に参加し、子育てを温かく見守り、子育てをお手伝いする意志のあることを示すマークです。
11月は、児童虐待防止推進月間です。平成27年度中に、児童相談所が児童虐待として対応した件数は、103,260件(速報値)とこれまでの最多の件数となっており、児童虐待が社会問題化となっています。
私たち社会福祉学科は4年前からオレンジリボン運動を実施しています。今年もソーシャルワーク演習Ⅱの5クラスでは、オレンジリボン運動の実施に向けて、全員でオレンジリボンを手作りし、運動の由来や意義が伝わるようなポスター、パワーポイント、冊子を作成しました。
さらに今年は、豊島区更生保護女性会や民生・児童委員の方々にも授業でご協力いただき、一緒にオレンジリボンを作りました。
私たちは今回の活動を通して、児童虐待の現状をより深く知ることができたと同時に、オレンジリボン運動について、より多くの方々に知ってもらいたいと強く感じています。
授業の中で、学生から出たメッセージをいくつか紹介します。
・拡げてくださいオレンジリボン運動
・子どもたちの未来を明るい色で照らそう
・泣く前に189
・子育ての悩み、お聞きします
・悩まないで‼まずは相談
私たちの学習成果は、鴨台祭期間の下記の日時、場所で発表します。
実施日時:2016年11月5日(土) 9時30分~17時00分
実施場所:731教室(7号館3階)
皆さん一人ひとりのご協力が児童虐待防止の力になります。多くの方に、オレンジリボン運動を拡げてください。是非参加してください。お待ちしております。
(文責:金潔&ソーシャルワーク演習Ⅱ金クラス一同)