学部・大学院FACULTY TAISHO
社会福祉学科
過去最高合格率をたたき出した先輩に続け!新4年生、国家試験に向けて始動。
本学で学位授与式が挙行された3月15日に、第29回社会福祉士、第19回精神保健福祉士の国家試験の合格発表がありました。
本学の結果は、社会福祉士の合格率は60.0%と過去最高、精神保健福祉士の合格率は100%でした。社会福祉士は卒業生の3分の2を超す学生が受験し、そのうち6割が合格して、合格者数でも過去最高となりました。また、精神保健福祉士は4年連続で合格率100%。全員が社会福祉士とのダブル合格を達成しました。
学位授与式翌々日の3月17日には、新4年生を対象に第30回社会福祉士国家試験に向けて国家試験ガイダンスが開かれ、卒業4人が、後輩に「合格」のたすきを渡すべくレクチャーをしてくれました。卒業生は、自分の体験から次のような話をしました。
・友達との学習が効果的。友達に教えると、自分の知識を確認できるし、分かっていないところもはっきりする。語呂合わせも、友達が作ったのは覚えられる。
・直前は、大学に朝9時から夜9時まで居て勉強していた。友達が大学に来ると思うとサボれなかった。自分の家で勉強していたら寝ていたと思う。ビリギャルの成功例になった。
・同じ目的を持った仲間と勉強すると、どんなに大変でも頑張れる。
・特講(大正大学独自の受験対策講座)があったから頑張れた。卒業研究や就活、実習が忙しくても特講だけはちゃんと出て勉強しておくと、基礎が身につくから、12月からラストスパートをかけても何とか なる。
…それ以外にも、担当教員が照れてしまうような、あれこれ沢山の話をしてくれました。
卒業生の皆さん、お忙しい中、後輩にレクチャーに来て下さってありがとうございました。残念ながら体調を崩して欠席した先輩も、「4年生で実習に行っても、アクシデントがあっても何とかなる。頑張れ!」と応援メッセージを寄せてくれました。
先輩たちは、本当によく勉強しました。仲間とともに、国試にむけてエネルギーを惜しみなく注ぎました。そのエネルギーは、次の学年にさらに巨大なエネルギーとなって受け継がれることでしょう。これこそ、伝統のもつ強み。先輩からのたすきを受け取って、もう新4年生は個人面接を終え、それぞれの課題に向かって動き始めました。
大正大学社会事業研究室は来年開室100周年を迎えます。
(文責:田幡恵子)