学部・大学院FACULTY TAISHO
社会福祉学科
100年福祉―4 2017年度新入生歓迎コミュニケーションガイダンス(その2)
今回は社会福祉学科の室友会の役員である上級生の活躍を紹介しましょう。
入学式の後の新入生ガイダンスでは、前室友会室長の野村拓夢さん(4年)と現室長の寺田実佳さん(3年)が自身の学生生活をもとに新入生に「ようこそ社会福祉学科へ」と「ようこそ室友会へ」と題して社会福祉学科と室友会の紹介をしてくれました。
野村さんは、社会福祉学科で学んで良かったこととして、サービスラーニング等で地域に出て、現在の福祉を肌で感じることができること、先生が親身になってくれること、同じ目標、志を持つ仲間ができたことだと、力強くプレゼンしてくれました。
寺田さんは室友会の役員になって良かったこととして、友だちができたこと、学科の先輩・後輩とのつながりができたこと、先生に顔を覚えてもらえたこと、プレゼン力が上達したことだと、成長したことを強調してくれました。
さらにコミュニケーションガイダンスにおいても社会福祉学科の室友会役員のメンバーたちが、4年生から2年生までの14名が、12グループに1~2名入り、新入生のグループリーダーを担ってくれました。
「西巣鴨・巣鴨探索」では、「区民ひろば」や巣鴨の地蔵通り沿いのバリアフリーの様子を上級生がガイドしていました。自身の経験が後輩に受け継がれる機会になったと思います。
探索から戻ってグループ毎に話し合いました。その時もリーダーシップを取って話しやすい雰囲気を上級生が作りだしてくれました。
コミュニケーションガイダンスの最後のプログラムは、室友会が準備してくれたレクリエーションです。ゼミ対抗の「ジェスチャーゲーム」や「じゃんけん列車」等。
優勝したのは、神山先生クラスでした。
さすが室友会の先輩、たいへん盛り上がり、楽しく仲間づくりができたと思います。
コミュニケーションガイダンス効果から、室友会の役員の希望者は23名もの声があがりました。
最後に室友会役員の2年生の感想を紹介しましょう。
教えてもらっていた立場から、教える立場になることに責任を強く感じました。何かを任されるようになることは、自分自身の成長を見つめ直すことに繋がると思います。将来、誰かのために働ける準備を行っていくために、これからの学びを着実に身に付けていきたいと思います。
また、今の1年生が違う学年と触れ合うことで様々な刺激を受け、これからの学校生活で多くのことを学んでいきたいと思ってもらえる機会となればよいと思います。 (社会福祉学科2年 小池一緋さん)
1年生に少しでも社会福祉に興味を持ってもらえるように案内するのはとても緊張しました。昨年、先輩方に教えて頂いたことがその後の授業でとても役に立ったため、自分も同じように教えたいと思いました。最後のレクリエーションでは、1年生が楽しそうに参加していて、先生方との交流もでき、緊張感も和らげられたのではないかと思います。これから沢山の人とコミュニケーションを取って充実した学生生活を送って欲しいと思います。 (社会福祉学科2年 土本くるみさん)
入学式からあまり時間が経っていないため、歩き始めた頃は会話があまりなく、ただルートに沿って歩いているような感じでしたが、半分ほど回ったところから徐々に会話も増え始めました。また、巣鴨を回っていくにつれ様々な気づきも出てきて、有意義な時間だったと思います。また、午後のグループ学習では、午前の活動を踏まえ、活発な意見の交換がされており、良い活動でした。 (社会福祉学科2年 野村泰生さん)
(文責 坂本智代枝)