学部・大学院FACULTY TAISHO
社会福祉学科
100年福祉-10 卒業生シリーズ①
社会福祉学科の卒業生を紹介します。
第1回目は、本学非常勤講師としてソーシャルワーク演習Ⅲ・Ⅳをご担当くださっている西岡修さんです。
最近『家族に介護が必要な人がいます』朝日新聞出版を刊行されました。
西岡修(にしおか おさむ)さん
①卒業年次、取得資格
1977(昭和52)年度 卒業
社会福祉主事任用資格(卒業時)
介護支援専門員(1999(平成11)年
社会福祉士(2000(平成12)年)
②現在の職場
社会福祉法人白十字会 白十字ホーム(東京都東村山市)ホーム長(特別養護老人ホーム)
③卒業後の略歴
1978(昭和53)年 白十字ホーム就職 生活指導員
1980(昭和60)年 主任生活指導員(現、生活相談員)
1995(平成7)年 副ホーム長
2001(平成13)年 ホーム長 (現在に至る)
2013(平成25)年 東京都高齢者福祉施設協議会 会長 (現在に至る)
④学科での思い出
同級生はもとより先輩後輩、そして先生方との垣根が低く、一体感がありました。
ボランティアやアルバイトのことまで、何でも相談ができました。
『良い意味で』プライバシーはなく、そのことは結構居心地が良かったことを思い出します。
⑤大正大学の社会福祉を選んでよかったと思うところ
先生方、とりわけD先生、N先生そしてS先生と出会えたことです。卒業後も節目節目に支え
ていただきました。
卒業の頃はわかりませんでしたが、じわりじわりと大正大学の社会事業専攻であったからこそ、
との思いが強まりました。
⑥社会福祉を学ぶことや社会福祉の仕事の魅力について
社会福祉は、人間そのものを学ぶことだと思います。「生きること」の深いところまでを学び、
考え、それが具体的な仕事につながっていきます。社会福祉の仕事は、実は社会の最先端に位置する
仕事です。言い換えると「開拓的」な仕事です。
そのために、スタッフはもちろん、地域、家族、そして一番は当事者自身と連帯し協働できる
仕事であることが大きな魅力だと実感しています。
西岡修さんは、白十字ホームの施設長となり、現在は高齢者福祉領域において、東京都をはじめとして
全国レベルでもリーダーとして活躍をされております。
(文責:宮崎牧子)