学部・大学院FACULTY TAISHO
社会福祉学科
100年福祉-21 豊島区立東部子ども家庭支援センターを訪問しました。
6月2日に3年高橋ゼミで、豊島区立東部子ども家庭支援センターを訪問しました。センターは大学から歩いて20分位の場所にあります。当日は少し風が強かったものの良いお天気に恵まれました。
はじめに、センター長の森泉様と子どもの権利擁護担当の立原様から、センターの機能や役割についてお話を伺いました。
東部子ども家庭支援センターの特徴は、親子遊び広場や一時保育等の子育て支援事業に加え、子どもの権利擁護事業を行っていることだそうです。
子育て支援は様々な事業が行われていました。
自由に遊べる親子遊び広場、人気の高い一時保育、1歳のお誕生のお祝いに合わせて行うバースデイ訪問の他、「ウェルカム赤ちゃん」や「ママ’ズ・カフェ」「ノーバディーズ・パーフェクト」等のプログラムや講座など多彩な事業が展開されています。
お話を伺った後は、2班に分かれてセンター内を見学させていただきました。
この日も一時保育のお部屋には、にぎやかな子どもたちの声が響き、また広場には数組の親子が遊びに来ていらっしゃいました。
おもちゃに学生たちも興味津々。
木製玩具は完成度も高く手になじむ温かさがありました。
★★参加した学生はどのようなことを感じたのでしょう?★★
以下に学生たちの感想を一部ですが紹介しましょう。
Aさん
「先日、東部子ども家庭支援センターを見学させていただきました。お話から、地域の中には子育てに対し悩みを抱えていたり、不安に思っていたりする家庭が多くあることを知りました。センターはそのような家庭に対して、様々な視点から支援していることがわかりました。一時保育では、10ヶ月目から預けられるとのことで、このようなサービスをうまく利用している家庭があることを知りました。子どもたちとも、少しの時間でしたが過ごすことができ、充実した時間を過ごすことができました。」
Bさん
「実際に東部子ども家庭支援センターに足を運んで施設見学や職員さんの話を聞くことができ、センターがどのような機能や役割を担っているのか知ることができました。」
Cさん
「東部子ども家庭支援センターを訪問するまで、正直どのような役割をしているのか知りませんでした。私は、これまで何度も区民ひろばに足を運んでいたので、区民ひろばとどこが違うのか、というところに注目していました。赤ちゃんから高齢者まで年齢問わず区民のみなさんが交流できる場所が区民ひろばである一方、子ども家庭支援センターは、地域の子どもたちと家庭により近いところで相談や支援などを行い、デリケートな問題にも寄り添って、安心した子育てができるよう支援している場所だという印象を持ちました。地域の福祉、特に子どもを中心にサポートできる場所にはとても関心があるので、今後ゼミでより詳しく学んでいきたいです。」
Dさん
「子ども家庭支援センターそのものについてだけでなく、子どもたちやその家族を取り巻く現状についても学ぶことができ、とても勉強になりました。」
Eさん
「母子の手厚いサポートを行なっていることを知ることができ、とても勉強になりました。」
赤ちゃんを抱っこした、その感想も。(笑)
「小さく柔らかい赤ちゃんを抱っこして、すごく優しい気持ちになりました。この小さな命を地域全体で守っているのだなと感じました。」
Eさんは、たまたま遊びに来ていたお母様のご厚意で、赤ちゃんを抱っこさせてもらったのです。
東部子ども家庭支援センターの皆様、そしてお母様と子ども達、お忙しい中ご親切に対応して下さり心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。