学部・大学院FACULTY TAISHO
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社会福祉学科
100年福祉-26 特講、アツく補習中!
大正大学独自の、社会福祉士・精神保健福祉士の受験対策講義「社会福祉特講」、通称「特講」では長期休暇中に補習を行っています。
夏補習の対象は春学期に到達目標に達しなかった学生と希望者です。
かつては、補習は「貴重な夏休みを潰されるけど、国試受験のため、教員から指名された学生がいやいや参加する」というものでした。
ところが、ここのところ様相が変わってきています。
まず、参加者が増えました。
教員から指名されていない学生が、基礎を復習したい、実習で休んだところを補いたい、と自ら進んで参加しています。4年生は全員、夏休み前に教員と面接をして、どの科目に参加したいか申し出るのですが、その通りに、あるいはそれ以上に出席しています。
さらに、今年は3年生が増えました。3年生は受験までまだ1年半あるためか、受験に対する意識が甘く、夏休みはサークルやバイトに精を出すのがこれまでのパターンだったのに、今年はずいぶん多くの3年生が4年生と一緒に学習しています。
なぜ、こんなに多くの学生が暑い中補習に参加しているのでしょう?
答えは、きっと一つ。
みんな、社会福祉士に、精神保健福祉士に、なりたいのよね。
絶対に、どうしても、なりたいのよね。
補習中の学生は、意外と楽しそうで、充実した良い顔をしています。思いがけず5歳のゲストスピーカーが来てくれたり、盛りだくさんだった補習もいよいよ大詰めです。
補習が終わると、4年生は今度は卒研に燃えることでしょう。
この夏、社会福祉学科の学生は、どこまでもアツく学習を続けます。
(文責:田幡恵子)