社会福祉学科

100年福祉‐34 ゲートキーパー養成講座を開催

　9月29日（金）豊島区保健所の職員の方にご協力をいただき、大学生を対象としたゲートキーパー養成講座を開催しました。

　年々自殺者は減少傾向にあるものの、若者の自殺率は増加傾向にあります。とりわけ、都心では大学生の自殺率が増加
　していることに問題意識を持った坂本ゼミ(4年生)の「若者の自殺予防プロジェクトチーム」が取り組み企画しました。

　大学生を対象としたゲートキーパー講座のプログラムを開発し、学内にひろめることを研究しています。

　豊島区保健所の岩浅さんの30分の自殺予防に関する講義の後、オリジナルの事例を使って、ロールプレイを行い学生同士の
　ピアとしてどのように寄り添えばよいのか、実践的に学びました。

　ロールプレイを実施した後の気づきを発表してシェアしました。
　以下の内容その一部です。

　「悩みを持った学生役を演じたとき、自分の悩みを親しい友達でも勇気のいることだと改めて気づいた」
　「『死にたい』というくらいつらい気持ちに寄り添うことが本当に難しかった」
　「ただ聞くことだけに徹した」

　




　修了証をいただきました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(文責：坂本智代枝)