学部・大学院FACULTY TAISHO
社会福祉学科
100年福祉-48 オレンジリボン運動の実施
さる11月4日(土)、本学の大学祭(鴨台祭)において、私たち社会福祉学科の2年生はオレンジリボン運動を行いました。午後の天候がすぐれないなか、多くの方々が足を運んでくださいました。
今回は昨年と違って、7号館7階のフロアという少し狭い場所になりましたが、各クラスの学生たちが時間ごとにご来場して頂いた方々に、オレンジリボン運動の趣旨や児童虐待を未然に防ぐための対策について声をあげました。
また、オレンジリボンに込めた想いが伝わるように、オレンジリボンやチラシ、冊子配布、来場者の方にオレンジリボン作成を行ってもらうなど積極的に活動に取り組みました。
さらに、「西巣鴨子ども4人置き去り事件」という実際に起きた事件を題材にした映画『誰も知らない』の鑑賞会を行いました。
ここで、今回の活動を実行した私たちからの感想を紹介します。
・オレンジリボン運動の実施を通して、まず自分自身が知らなかったことが多かったので、それを知る良い機会になりました。
・オレンジリボン運動を実施してみて、認知度が低い点と若者がどのようにすれば関心が深まるのか考える必要があると思いました。
・年々増加傾向にある児童虐待の問題解決に向けて、その第一歩としてこの活動を通して社会に訴えていくことが重要であり、知らない方に知ってもらいたいという想いがあります。その想いが1人でも多くの人に伝わり、知って頂けたら嬉しいです。また11月は児童虐待防止推進月間であり、一人ひとりが児童虐待への考えを改めるいい機会であるので児童虐待についてよく考えていきたいです。
・オレンジリボン運動を知っている人が少ないのも現状だと知ることができました。今回の活動は自分ができることの1つだったため、今度もオレンジリボン運動をもっと知ってもらうために自分ができることをやっていきたいです。
最後に、今年も豊島区子育て支援課や地域区民ひろば課と協働して取り組みました。今回作成したポスターの一部は豊島区中央図書館で掲示されています(平成29年10月27日〜11月末)。また、11月1日に開催された「養育家庭体験発表会」(としまセンタースクエア)でも掲示され、より多くの方々に児童虐待防止運動について知ってもらうことができました。11月7日からは、豊島区の各区民ひろば(池袋、千早、富士見台、南大塚、西巣鴨第一・二、清和第一・二、朝日、仰高、東部子ども家庭支援センター)で掲示しています。関心のある方は是非、足を運んでいただけると嬉しいです。
(文責:金潔&ソーシャルワーク演習Ⅱ金クラス一同)