学部・大学院FACULTY TAISHO
社会福祉学科
100年福祉-49 合鴨の会「国家試験予想問題集」完成!
大正大学社会福祉学科では、国家資格取得を志す学生は、国家試験合格を目指す鴨台(大正大学の別称)の学生会「合鴨(あいがも)の会」の会員になります。合鴨の会は、毎年度やり方を工夫して、合格を目指して活動しています。
今年度は、自分たちで予想問題集を作る、というビッグプロジェクトに挑戦しました。
2017合鴨の会は、岡村幾冬さんと渡辺一輝さんのツートップ体制です。二人のリーダーシップにより、各ゼミの合鴨委員が中心となりゼミをまとめ、合鴨の会全員で問題集を作り上げました。各ゼミの先生方にもご指導ご協力を頂きました。
7月からプロジェクトを開始し、5か月間にも亘る努力の末、このたび遂に完成しました!!
解答解説集も作り、日本ソーシャルワーク教育学校連盟の模擬試験問題さながらの仕上がりです。学科の教務主任である神山先生には「全員で執筆分担した合鴨の会の卒業研究のよう」と評価して頂きました。これから、特講(大正大学独自の国家試験受験対策講座)で自分たちが作った問題集を教材に、学習を深めていきます。
最後に、問題集完成に当たって委員長二人からのコメントを紹介します。
<岡村幾冬さん>
まず、合鴨の予想問題作成に携わっていただいた特講履修の皆さん、特に協力していただいた合鴨の委員の方々、本当にありがとうございました。最初田幡先生から案を頂いた時は、自分達にここまでの大作が完成するとは心にも思っていませんでした。しかし私たちの学年の強みでもあるチームワークを活かし、メンバー各々の知恵を出し合って完成に導くことができました。このチームワークは他の学年に負けない能力といっても過言ではないです。あとは合鴨委員中心に社会福祉士の国家試験に関する情報の提供、学習会を随時行い、受かるのみです。この勢いに乗って、全員合格を目指します。
<渡辺一輝さん>
社会福祉士国家試験の予想問題を学生で作ろうと案がでた当初、正直なところ私は、学生だけであのような専門的な問題が作れるのかとても不安が大きかったです。最初はみんな手探りで問題を作り始め、田幡先生の助けも借りながら、なんとか問題を作り終えることができました。今まで、問題を解くことしかなかった私たちが、問題を作ることによって自分の作っている分野にどんどん詳しくなっていくことを実感できました。問題を作るということは、問題を解く以上に知識が必要であり、自分たちにとってとても身になる勉強法の一つであるということに気づけました。また、学期末になると、忙しい中このような大変な作業をこなしている先生方を改めて尊敬しました。
これからみんなで作ったこの予想問題を重宝して、これのおかげで国家試験が受かったと言えるように、必ず合格を勝ち取りたいです!!!!
(文責:田幡恵子)