学部・大学院FACULTY TAISHO
社会福祉学科
100年福祉-51 先輩が国試受験生の応援に来てくれました!
さる11月29日、社会福祉特講(大正大学独自の国家試験受験対策講座)Ⅲに卒業生が応援に来てくれました。「特講Ⅲ」は4年生のクラス。本試験まであと2ヶ月ほどになり、それまでに合格規準に達するだろうか、間に合うのだろうかと誰もが不安になって来ます。そこに、社会福祉士資格を取得して今春卒業した奥村さんが遊びに来て、昨年ご自分がどんな学習をしていたか、話してくれました。
奥村さんの話から浮かび上がったのは、友達の大切さ。そして、諦めないこと、必死で勉強することの力、でした。
奥村さんは模試で得点が低かった時に、友達から「まだ勉強していないじゃない?点が取れるようになるのはこれからだよ!」と言われたことで前向きになり、それから勉強を本格的に始めたこと、教員に弱音を吐いては励まされて最後まで頑張れたことなどを語ってくれました。そして、具体的な学習方法としては、分からないことは友達と勉強して暗記は一人で勉強する、と工夫をしたこと、情報をプリントに書き込んで一つに集約したこと、などを話してくれました。奥村さんが見せてくれたプリントには、ぎっしりとメモが書き込んでありました。
奥村さんにつぶらな瞳、真剣なまなざしで「今、一日何時間くらい勉強してる?」と問いかけられてギクッとした学生もいたかもしれません。
でも、シャトルカード(教員とのやり取りカード)を読むと、奥村さんの話を聴いて、まだまだこれからやれる。頑張ろう!と思った学生がたくさんいたことが分かります。
貴重なお休みに、後輩を励ましに来て下さった奥村さんに感謝です。
奥村さんたちと一緒に頑張った時のように、いいえ、それ以上に、担当教員も最後まで伴走し続けます。
大正大学の国試受験生はこれからが勝負です。(文責:田幡恵子)