学部・大学院FACULTY TAISHO
社会福祉学科
100年福祉-58 沖倉ゼミ交流会~「お・も・て・な・し」の心を学ぶ~
2017年12月14日(木)、間もなく年内の授業が終わろうとしています。例年プロジェクト研究の1つである沖倉ゼミでは、卒業研究の報告を終えた4年生が3年生を招待して交流会を開いています。この90分間を通して、卒業研究の取り組み方や、指導教員である沖倉の「トリセツ(取扱い説明書)」が引き継がれたりもするようですが、一番の盛り上がりは、恒例となっている「1080円プレゼント交換」です。
各自が1000円(+税)のプレゼントを用意し、全員分を回収しナンバリング、(今年はレクリエーションの勝ち組から)順に好きな番号を選び、受け取ったプレゼントを皆の前でオープンし、プレゼントを用意した人が選んだ理由を説明するという、まさに「お・も・て・な・し」の心を学ぶ時間です(男女、学年、そして教員という立場や興味が異なる人たち誰にでも喜んでもらえるものをアレコレ考え、当日までの数日間を過ごす、結構楽しい時間です)。
企画を中心的に担った4年生幹事、伊藤ひかるさんからコメントが届いています。
「今回の交流会は3年生と4年生の親睦が深まってほしいという思いで企画をしました。今回が3年生との「初めまして」なので、どんな雰囲気になるか少しドキドキしていました。そんな思いとは関係なく、当日は3、4年生が楽しそうにお話しているところや、(悪)知恵をフル回転して全力でレクをしている姿を見ることができてやってよかったなと嬉しく思いました。最後に、お忙しい中準備段階の相談や写真撮影等で協力してくださった副手さん、教室を装飾するにあたって備品を貸してくださった新保先生、私たちの企画を暖かく見守ってくださった沖倉先生、楽しんでくれた3年生に感謝を申し上げます。ありがとうございました。」
沖倉ゼミは、「障害者と家族」や「個別支援計画」をキーワードに、2年間グループ研究に取り組みます。ゼミの運営方法がなかなか見つからなかった4年生も、この交流会を成功裏に終えて無事卒業を迎えることができそうですし、意見交換が活発な3年生は最終学年を控え、さらに研究への取り組みが前向きになってきています。2月のゼミ合宿も待ち遠しいですね。そして来春には新3年生を迎える予定で、どのようなゼミができるのか楽しみです。
(文責;沖倉智美)