学部・大学院FACULTY TAISHO
社会福祉学科
100年福祉-69 国試受験生,「応援講義」を受講しました
大正大学独自の国家試験対策講座「社会福祉特講(通称:特講)」のうち,4年生が履修している社会福祉特講Ⅲでは,12月に専任教員による「応援講義」を実施しました。
社会福祉士,精神保健福祉士を目指して学習を続けてくると,わからないことがたくさん出てきます。学べば学ぶほど,自分の知識がいかに足りないか,わかってきます。そして,あれこれの知識がモヤモヤとして,整理がつかないことも出てきます。
そこで,受験が近づいてきた12月に,社会福祉学科の専任の先生方数名に,専門の領域で重要なトピックを取り上げて講義をして頂きました。
先生方の授業を受けるのは2年生の時以来,という学生もいます。
学生は応援講義を受けて,どんな感想を持ったでしょうか?
シャトルカード(学生と特講担当教員とのやり取りカード)を覗いてみましょう。
「宮崎先生の講義を聴いて,介護保険や地域福祉の改正の流れが良く分かってよかったです。」
「 沖倉先生の話を聞いて,福祉って全部繋がっているなと改めて思いました。」
「参考書の科目を超えてみることが多かったです。それだけ,福祉というのはつながりがあって,全体に結び付けて学習する必要があると考えさせられました。」
「神山先生の講義では,アプローチに関する事例を詳しく取り上げて下さり,テキストには載ってないような話を聞けて勉強になりました。」
「松本先生の講義を聴いて,あいまいになりがちだった生活困窮者自立支援法が少しは自分の中でも整理できたと思います。」
「高橋先生の講義を聞いて,児童相談所が何をやっているのか,細かいところまでわかったので良かった。」
「応援講義のおかげで勉強がつながった気がします!」
国家試験は便宜上科目を分けているけれど,あれもこれも福祉は全部繋がっていますから,先生方の講義を通してそのことを実感できたと思います。そして,2年生の時にはよくわからなかったことが,わかるようになっていることに気づいたはずです。
国家試験に向けて,先生方からの応援メッセージは4年生のHead(知識)とHeart(やる気)にしっかり届いたようです。後は学習を進めて,Hand(得点)に結び付けていきましょう。
受験生の頑張りはこれからです。(文責:田幡恵子)