学部・大学院FACULTY TAISHO
社会福祉学科
100年福祉-79 1年生サービスラーニングの成果報告会を開催
1年生の基礎ゼミナールⅠ・Ⅱの授業では、サービスラーニングを実施しております。宮崎クラスのサービスラーニングは、8月~11月に区民ひろば富士見台ならびに長崎、南長崎地域内における活動へ学生が参加しながら、世代間交流をし、地域課題やコミュニティソーシャルワーカーの役割について学ぶ機会をつくってきました。
そのサービスラーニングの成果報告会を1月11日(木)11時~12時、区民ひろば冨士見台におきまして開催しました。
当日は、「世代間交流の意味」「3世代交流の場を増やす」「こころまつりから学ぶ」「子どもにとってより良い地域」というテーマで、グループごとに発表をし、参加くださった利用者やひろばの職員からコメントを頂戴しました。
コメントの一部を紹介します。
住民A「若い方々なので、もっと大きい声で話してもらいたかった」と、日ごろから指摘していたことと同様なコメントをしてくださった一方で、
住民B「どのグループも一生懸命さが伝わるよい発表でしたよ」と励ましもいただきました。
ひろばの職員A「ひろばの機能をよく理解してもらい、課題を共有してくれたことはありがたい」とのコメントがあり、1年生でも学びが深められていることに安堵しました。
CSW「利用者も7名参加してくださったのは、事前に学生さんから報告会のPRをしていただいた効果かと思います。学生と利用者のつながりが形になったことを嬉しく思います。特に学生Kさんと交流のあった利用者さんが、学生Kさんに資料を渡したいと、わざわざ持参して参加くださったのには驚きました。」と報告会を終えて、感想を寄せてくださいました。
学生は、サービスラーニングの学びから、世代間交流が地域社会の中で重要であることを指摘しておりました。その世代間交流を実現していくためには、20代、30代である自分自身の世代が、子どもたちの世代と高齢者世代をつないでいく、まさに要であることに気づきをもって欲しいと担当教員としてコメント致しました。
(文責:宮崎牧子)