学部・大学院FACULTY TAISHO
社会福祉学科
100年福祉-98 基礎ゼミナールの授業を通しての学び
サービスラーニング報告会を終えてから、金潔クラスの4チームで1年間の基礎ゼミナールの授業の振り返りをしました。
以下は学生たちがまとめた感想です。
私たちは基礎ゼミナールの授業を通して、多くの方々との関わり合いから、福祉に対する視野を広げることができました。
福祉マップ作りでは、普段歩いているまちも福祉の視点から見てみると、安全に暮らせるための工夫がされていたり、多くの社会資源があることに気が付きました。
これは、授業内で新しい知識を得たことで、いつもと違った角度から捉えることができたためであり、福祉の現場以外でも重要なことだと思いました。
また、地域活動への参加では人と関わることの大切さを実感しました。
初めてのサービスラーニングでは戸惑うことも多くありましたが、利用者の方々と関わりが増える につれ、自分たちがどうあるべきかはもちろん、地域の課題の発見や、コミュニケーションの取り方の学習にも繋がるものになりました。
この1年間で学んだことを、2年次以降の春の現場体験や学びに生かし、自分たちが持つ感性をより豊かなものにしていきたいです。
そして、ご指導してくださったコニュニティーソーシャルワーカーの阿部さんと三浦さんから、温かいお言葉を寄せていただきました。
地域相談支援課 CSW池袋 阿部千尋さん
約4ヶ月間のサービスラーニングの活動に参加され、お疲れさまでした。大学生になって初めての地域の活動だったかと思いますが、それぞれの持ち味を出して参加されていましたね。地域の方たちも若いみなさんからたくさんパワーを受けて、いきいきとした表情をされていたのが印象的でした。これはみなさんの力だと思います。是非、人を元気にする温かい支援者になってください。私も地域の一員として、みなさんの成長を応援しています。
地域相談支援課 CSW池袋 三浦恵里さん
子どもからお年寄り、障害者など地域で暮らしている様々な人とふれあえた機会になったかと思います。活動後に振り返りをすると、みなさんからいろいろなアイディアや改善点などを聞くことができ、私の新たな発見にもつながりました。ぜひアイディアだけで終わることなく、自由に学べる今だからこそ様々なことに興味を持ち、挑戦して欲しいと思います。みなさんの活躍を楽しみに、応援しています。
一年間の授業を通して、社会福祉に対する理解が深まり、クラス全体のチームワークも強めることができました。更なる成長を期待しています。
(文責 金 潔)