学部・大学院FACULTY TAISHO
社会福祉学科
100年福祉ー110 2018年度新入生コミュニケーションガイダンスの実施
去る4月5日、社会福祉学科は「西巣鴨・巣鴨を知ろう」をテーマにコミュニケーションガイダンスが行われました。
本ガイダンスは、「これから共に学びあうクラスの仲間や先生方、先輩たちと仲良くなる」、「西巣鴨地域を探索しまちの中のバリアフリーについて学ぶ」、「高齢者や障がい者と地域で共に生きるためには何が必要か考える」ことを目的としています。
新入生76名のグループワークのサポート、地域探索の同行をしてくれたのは室友会の役員15名でした。新入生の緊張をほぐすために、室友会役員のメンバーたちはまず礼拝堂前でレクリエーションを企画してくれました。
その後の「西巣鴨・巣鴨を知ろう」では、室友会役員のメンバーの案内で、マハヤナ学園跡、特養ホーム菊かおる園、区民ひろば西巣鴨第一・西巣鴨第二・清和第一、庚申塚駅、庚申塚、高岩寺(巣鴨とげぬき地蔵)、眞性寺(江戸六地蔵尊)、すがもんのおしり、西巣鴨駅を探索してきました。探索から戻ってからは、感想をグループ毎に分かち合いました。
最後に金潔クラスの新入生たちの感想を紹介します。
・室友会の先輩たちが優しくて、案内が分かりやすかったです。
・初対面のクラスメイトと親睦が深められました。名札があったから名前も覚えられました。
・普段、何気なく歩いている道のりを福祉の視点で歩くことで、段差やスロープなど細かいことにまで目に付くことができました。
・地蔵通りへ向かう途中の道路で、赤信号の延長ボタンや自転車と歩行者を分けている道があり、高齢者だけではなく児童や障がい者のための心配りがされており、改めて地域の優しさに触れることができました。まだまだ改善点もあり、福祉を学ぶ学生としてこれから考えていきたいです。
・区民ひろばでは子どもと高齢者の世代間交流ができて、大変良いと思いました。
・区民ひろばを回ったのは3か所だけでしたが、もらったパンフレットにはもっとあるということに驚いたのと、それぞれ活動内容が違い、社会福祉についての関心が高まりました。
1年生たちの感想を通して、本ガイダンスの目的が達成できたようで大変嬉しく思います。これからの4年間、地域で共に生きるためには何が必要か、みなさんと共に考えていきましょう。
(文責:金潔)