学部・大学院FACULTY TAISHO
社会福祉学科
100年福祉-112 実習報告会を行いました
5月26日(土)13:10~15:00に実習報告会を行いました。
今回は昨年度のソーシャルワーク実習Ⅱの報告を4年生が行いました。
児童、高齢、障害の3領域に分かれ、領域毎2~3名が発表に臨みました。
会場には実習指導講師の先生方をはじめ、今年度ソーシャルワーク実習Ⅱに臨む3年生や来年度実習に挑む2年生も参加し、熱心に発表を聴きました。
報告会に参加した学生の感想を何人か紹介しましょう。
○児童領域:【児童養護施設で実習したAさんの報告を聴いて】
子どもの言動や行動にアンテナを立てて「何でそんなことをするの?」「どうしてそんなことをいうの?」と疑問を持つことは、時間がある実習生が一番できることだと思う。職員になると忙しくて一つ一つの言動にアンテナを立てるのは難しくなるかも知れないが、「なぜ」「どうして」と疑問を持って子どもに向き合うことは重要だと思った。(X)
○高齢領域:【特別養護老人ホームで実習したBさんの発表を聴いて】
・個々の状態に応じたケアを行うというのは当たり前のように感じるが、個性や特徴も異なる利用者一人ひとりと向き合い、様々な視点から配慮していくことは確かに大切だが、容易なことではないなと改めて感じた。(Y)
○障害領域:【知的障害者の入所施設で実習したCさんの報告を聴いて】
・地域の人に施設のことや利用者のことを知ってもらうことで理解を深めてもらうことは、「共生社会」への一歩なのだと思った。強みだけでなく弱みもその人を構成する要素の一部で、いろいろな角度から見ることが支援につながるということがCさんの報告からわかり、私もいろいろな角度から見よう!理解しようと思った。(Z)
最後まで熱心に質問や講評をして下さった実習指導講師の先生方、どうもありがとうございました。先生方のお話が、学生たちの新たな気づきや学びの機会となりました。
今年度も実習が始まりましたが、引き続きご指導のほどどうぞよろしくお願い致します。
(文責:髙橋一弘)