学部・大学院FACULTY TAISHO
社会福祉学科
長崎健康相談所のワークショップを行いました。
12月21日(金)3~4限、髙橋ゼミの3年生12名を対象に、豊島区池袋保健所長崎健康相談所の皆様によるワークショップを実施しました。
このワークショップは「としま共創事業」が契機となり、2016年度から高橋ゼミの学生を対象に毎年実施しており、今年で3回目となります。
ワークショップでは、将来親となる立場の学生が、子育ての現状や課題を理解したうえで、今後どのような支援があるとよいのか、課題解決のためのアイデアをグループで検討し、改善に向けた提案を発表します。
当日は長崎健康相談所から、所長をはじめ5名の職員の皆様が来校されました。
まず長崎健康相談所から開会のあいさつと本日の予定について説明がありました。
その後、2名の保健師から「保健所業務について」、さらに「地域母子保健の現場から見える現代の妊娠・出産・子育てについての課題について」と題した講義がありました。
講義後学生たちは、提起された課題に対して、将来親となる立場としてどのように対処したらよいか、3つのグループに分かれて討議を行いました。
最後にグループ毎に提案を模造紙にまとめ発表し、さらに全員で検討し共有を図りました。
発表後に、長崎健康相談所職員から総括のコメントを頂きました。
昨年度はこのワークショップがきっかけとなり、子育て支援班は父親向けの子育て講座を卒業研究として企画実施しましたが、今年はさてどうなることでしょう。
春学期に訪問させていただいた、豊島区東部子ども家庭支援センターの実践とも結び付けながら、地域での子育て支援の取り組みや課題について、さらに学びを深めていければと思います。
豊島区池袋保健所長崎健康相談所の皆様、ワークショップという貴重な機会を頂き本当にありがとうございました。心から感謝申し上げます。
(文責:髙橋一弘)