学部・大学院FACULTY TAISHO
社会福祉学科
「問い」を探す
社会福祉学科でも卒業研究が必修で、3・4年はゼミに所属します。入学時からの授業・演習・実習や、多様な課外活動等から各自の「問い」を探り、グループで集約し協働により進めます。
3年生のゼミ学習のひとつとして、2019年5月19日(日)に大正大学で開催された、日本地域福祉研究所のセミナーに参加しました。セミナーテーマは、「市町村における子育て支援-全世代型・支援型の地域包括ケアの一翼として-」で、全国から約100名の地域福祉関係者と共に学びました。
セミナー開始前後は、受付や会場案内や設営から片づけまで手伝い、セミナー運営の一翼も担いました。
セミナーでは、「ケアリングコミュニティ」の研究報告や、「市町村における子育て支援システムと要保護児童問題の現状と課題」のシンポジウム等、リアルな現場に触れ、各自の卒業研究への「問い」をを考える機会にもなりました。以下学生の感想です。
「今回、セミナーに参加してみて今までにない発見や学び、そして新しい視点で地域福祉の課題と向き合うことができた。大学生が家庭教師として実際に家庭に入り、子どもたちに勉強を教える学習支援や、虐待をしてしまう「親」に対しての支援の必要性なども学んだ。今回の学びを今後の研究を進めていく中で、十分に活かしていきたい。」(奥山みなみ)
「セミナーをきいて、研究の難しさについて考えさせられた。多くの数の文献を読み込み、理解を深めていく中で持論を展開させていく。これは、自分たちが今後行なっていくプロジェクト研究でも同じことが言える。今回のセミナーで聞いたこと、頂いた資料を参考に、自分たちのプロジェクト研究を進めていきたいと感じた。」(石井裕希)
(文責:神山)