学部・大学院FACULTY TAISHO
社会福祉学科
大正大学社会福祉学会第43回大会を開催しました
令和元年7月6日土曜日に大正大学巣鴨キャンパス7号館で、大正大学社会福祉学会第43回大会を開催しました。
現在、国では社会福祉士養成課程の見直しが進められていることに加えて、本学でも次年度から人間学部が社会共生学部へと再編される予定で、本学科のソーシャルワーク教育体制も大きく変わろうとしています。そのような節目の今大会では、本学科が伝統的に重視してきた『ソーシャルワークの実践と教育と研究の好循環』を大会テーマとしました。そして「実践」「教育」「研究」の3つの分科会を設け、学部卒業生および大学院修了生をシンポジストや助言者として招き、それぞれの現状や課題について参加者とともに意見交換や討議を深め、これからの方向性を再確認する好機とすることができました。
また、分科会に先立って行われた全体会では、平成31年2月に開催された「学生による子ども虐待防止オレンジリボン運動の全国大会」において、本学科2年生が「オレンジリボン大賞」を受賞したことに対して、石川到覚学会長(大正大学名誉教授)から代表チームに本学会の特別賞が授与されました。
大会後の交流会・同窓会では、卒業生で学会評議員の加藤光男氏の司会進行のもと、石川到覚学会長(大正大学名誉教授)の挨拶、そして坂本智代枝先生の乾杯でスタートしました。今回は分科会のシンポジストと助言者共に卒業生ということもあり、交流会参加者は40名を超え大変にぎやかで楽しいものとなりました。70代から20代まで幅広い年代の方々の参加があったことも今回の特徴です。同年代の卒業生同士歓談する人たちもいれば、初めて出会った先輩後輩で交流し合う様子も見られ、新たな出会いがあちらこちらで生まれていたのも印象的でした。
会の最後に皆で記念撮影を行い宮崎牧子先生のあいさつでお開きとなりました。大変盛況で意義深い交流会・同窓会でした。
文責:髙橋 一弘