学部・大学院FACULTY TAISHO
社会福祉学科
入学おめでとうございます!
大正大学社会福祉学科は、102年の歴史をもちますが、2020年度より社会共生学部社会福祉学科として新しいスタートをきります。新入生の皆さんは、その最初の学年です。
新しい社会福祉学科の歴史を共に創っていきましょう。
21世紀の人口減少と少子高齢社会では、人と人、人と社会がつながり、1人1人が生きがいをもって暮らしていく「地域共生社会」の構築が求められています。本学科で学修する社会福祉士、精神保健福祉士は、地域共生社会の要となると共に、弱く傷つきやすい方々を支え、その方々が安心して暮らす地域づくりへの活躍が期待されています。そのために必要な社会福祉の専門的な価値・知識・技術を、体系的に、そして体験や感動を通して学んでいきましょう。
今年度は新型コロナウイルスの影響で、たいへん残念なことに、入学式が中止となり、新学期開始も延期されてしまいました。しかしながら、そのぶん、大学の学習支援システム等を使い、4年間の学びを準備する時間が得られました。夢をつかむ人は明確な目標を持ちます。事前学修課題より、どのような夢を実現したいのか、そのために4年間どのように学ぶべきか等を深めてください。
新学期に皆さんと会えることを、社会福祉学科の教職員一同、楽しみにしています。
社会福祉学科では大学全体とは別に、卒業時に成績優秀者への三つの表彰制度があります。一つ目は、「中村名誉教授記念表彰」で、大正大学社会事業研究室主任、大正大学学長等を歴任した中村康隆先生が残してくださった賞で、社会福祉実践現場に就職する最優秀者に授与される賞です。二つ目と三つ目は、社会福祉士表彰と精神保健福祉士表彰で、全国組織の日本ソーシャルワーク教育学校連盟(http://jaswe.jp)から各資格の国家試験に合格し、社会福祉実践現場に就職する優秀者に授与される賞です。このような表彰以外にも、国家試験合格(2019年度大正大学社会福祉学科合格率70.3%、精神保健福祉士合格率100%)、希望どおりの就職(公務員、福祉・医療法人等)と努力はいろいろな形で実ります。多くの仲間たちと共に、それぞれの実りをぜひ4年後、手に入れてください。