学部・大学院FACULTY TAISHO
社会福祉学科
国家資格取得を目指す4年生、オンラインで頑張っています!
大正大学社会福祉学科には、社会福祉特講、通称「特講」という社会福祉士・精神保健福祉士の受験対策講座があります。学生達は、国家資格取得を目指して社会福祉学の基礎を包括的に学ぼうと日々精進しています。コロナ禍にだって負けてはいません。
その一端を紹介いたします。
4年生のクラス「特講Ⅲ」では、3月中に、全員がオンラインで3年次クラス「特講Ⅱ」の補習授業に参加しました。
4月初に緊急事態宣言が出される中、学生は、新年度の事前学修として補習授業のテストを受けました。普通のテストではありません。満点答案を作るテストです。なかなか大変な作業ですが、みんな熱心に取り組みました。
5月11日からはオンライン授業で学んでいます。学生も担当教員も初めてのオンライン・リアルタイム授業ですが、学生の学習意欲がみなぎっていて、あっという間に100分×2コマが終わります。2コマでのチャットの反応は349回、みんな良く反応します。
3月から、各学生の学修の進捗は、オンラインで個別に担当教員と共有する「シャトルカード」で確認し合っています。
学生が一生懸命に授業に参加しているさまをお伝えしたいので、シャトルカードの記述を少しご紹介します(学生からブログ掲示の許可はもらっていますが、記入者名は伏せます)。
○初オンライン・リアルタイム授業
・本日、初めてオンライン授業での参加ということもあり戸惑いもありましたが、無事に最後まで受講することができました!大学内で勉強すると仲間同士の刺激もありますが自宅で画面を見ながら話を聞いたりすることで、周囲の空気に流されることなくより一層集中することができました。
・初めてのオンライン授業、入れるかどうか心配事も多かったですが、久しぶりに先生のお顔を拝見できて、ホッと落ち着きました。友人達と授業を振り返ることで、より理解が深められると思いました。
○授業のやり方
・対面授業よりは授業の進み方がゆっくりにはなるが、授業外でドリルや過去問、満点答案を解き、わからない部分を授業で解説するという方法で進めていくのは効率がいいように感じた。
・ホワイトボードは途中電波の状態で少し見にくくなってしまった時もありましたが、ボードに記入しながら説明してくださるのがとてもわかりやすかったので、もしよろしかったら今後も利用して説明してくださると嬉しいです!
○これからの学修について
・自分の回答に根拠を持てずにいるので、「×の回答のどこが違うのか」「正解となる根拠は」と考えながら学びたい。
・今後のオンライン授業でも可能な限りチャットで反応をしたいと思います!
・シャトルカードに記入されたことが先生にきちんと届いていてしかも授業に反映されているのがわかるとやる気になります。
はい。担当教員は、皆さんからの反応の良さ、一緒に授業を作っていこうという学修意欲に支えられて、頑張れます。シャトルカードには、大事な質問事項が連なっています。宝の山です。
コロナ禍で対面授業ができません。でも、オンラインだからこそ、一人一人と密になれます。一対一を徹底できます。それはオンラインの強みです。オンラインでしか学修できないのなら、オンラインの強みを生かしていきましょう!
最後に、うれしいシャトルカードを紹介します。
「4年間福祉を学んでいる者として、最後にしっかり国家資格を手にして卒業できるよう、頑張っていきますので、よろしくお願いいたします。」
そうです。全員合格のその日まで、色々なツールを生かして、一緒にしっかり学修していきましょう。
(文責:田幡恵子)