学部・大学院FACULTY TAISHO
社会福祉学科
オレンジリボン運動推進隊のソーシャルアクション その1
11月は、児童虐待防止推進月間です。皆さん、オレンジリボン運動のことを知っていますか?オレンジリボン運動は、「子ども虐待のない社会の実現」を目指す市民運動です。オレンジは、子どもたちの明るい未来を意味しています。
コロナ禍で、ソーシャルワーク演習Ⅲは秋学期もオンライン授業を継続しており、例年通りの啓発活動の実施が困難な状況です。しかし、11月の児童虐待防止推進月間に合わせて、今年も9月からソーシャルワーク演習Ⅲ受講生一同は、オレンジリボン運動の実施に向けて、一生懸命にソーシャルアクションを実施しています。
第1回と第3回のZoomによる合同授業では、オレンジリボン運動の実施する意義について共有し、先輩たちのオレンジリボン運動の活動内容を見聞きしたうえで、自分たちができる具体的な実施案を企画しました。
各クラスでは、メンバー構成やそれぞれの強みからポスター班、パンフレット班、SNS班、広報班などを構成し、取り組んでいます。
今回は、ポスター班とパンフレット班の活動の一部を紹介します。オレンジリボン運動の趣旨や児童虐待を未然に防ぐための方法などを調べ、ポスターやパンフレットなどを作成しました。また対面授業で来ている学生たちは、心を込めてオレンジリボンを手作りしました。このポスターやパンフレット、手作りオレンジリボンは豊島区の区民ひろば4か所に掲示、配布していただきました。
学生たちがオレンジリボンを制作しています。
学生たちが作成したオリジナルポスターです。
また、SNS班ではTwitterを使った啓発活動を意図して、「オレンジリボン運動推進隊・大正大学」を社会福祉学科の公式アカウント名として、これから発信し続けていきます。
児童虐待といえば、目黒・結愛ちゃん事件、野田・心愛ちゃん事件が皆さんの記憶に残っていると思いますが、今年も大田区女児放置虐待事件、茨城ひたちなか市乳児虐待事件が起きてしまいました。
一人ひとりの子どもたちの尊い命を守るために、皆さんと一緒にオレンジリボン運動を取り組んでいきたいです。
(文責:金 潔)