学部・大学院FACULTY TAISHO
CATEGORY
社会福祉学科
「精神保健福祉士学内実習」に取り組んでいます。
今年度は、コロナ禍によりオンラインによる学内実習を実施しています。
実習プログラムは、厚労省の教育指針に基づき、日本精神保健福祉士協会の業務指針第2版の地域分野と医療分野の項目に沿って、構成して作成しています。卒業生を多く含む実習先の実習指導者の資格をお持ちの現場の精神保健福祉士と当事者や家族の方々も講師に依頼して取り組んでいます。
地域実習は12日間、病院実習15日間、計25名程度講師の先生の支援のもと実施しています。
ある地域実習の回では、当事者と精神保健福祉士の実際の面接場面をZOOMで見せていただき、個別支援計画を作成するプログラムを実施しました。
学生が交代で司会進行をして、毎回時間が足りないくらい質問しています。質問もたいへん深いところまで、討論できるようになってきました。
午後のプログラムでは、現場の事例をもとに事例検討、支援計画の作成、ロールプレイ等、グループワークを取り入れて、実施しています。
学内実習によって、多くの卒業生と様々なタイプの精神保健福祉士に出会うことができるので、学生自身のモデルができることがメリットではないかと思います。
12月初旬まで継続しますが、頑張っていきたいと思います。
(文責:坂本智代枝)