学部・大学院FACULTY TAISHO
社会福祉学科
オレンジリボン運動推進隊のソーシャルアクション その4
引き続きオレンジリボン運動推進隊の活動内容とリーダーたちの感想を紹介します。 下記のオリジナル「子ども向けパンフレット」は、小学校の全校生徒550名に配布したものです。漢字にふりがななど、小学生にも読みやすいようにしました。また、カラフルな色使いで目に付きやすいようにし、小学生とその保護者に児童虐待について正しく理解してもらえるように工夫しています。特に、オレンジリボン運動の定義、児童虐待の定義と現状、児童相談所虐待対応ダイヤル189(いちはやく)をわかりやすく表しました。
注:オリジナル「子ども向けパンフレット」おもて面
オリジナル「子ども向けパンフレット」を配布してくださった小学校の先生方から、「大人ではなく子どもたちに歳が近い大学生がこのような活動をすることに意味があると感じました。卒業生がこんな形で活躍しているということを知れて嬉しかった、これからも応援しています。機会があれば、来年も協力したいです」との温かいお言葉をいただきました。
オリジナル「子ども向けパンフレット」を配布したいと思った方は、ぜひお気軽にご連絡ください。
注:オリジナル「子ども向けパンフレット」うら面
次に、オレンジリボン運動推進隊のリーダーたちの感想を紹介します。
池松:大正大学の発表は、私たちが行ってきた活動を余すことなく伝えることができていたのではないかと思います。漫画に対しては他大学の学生にも好評だったため、漫画のような読みやすく、伝わりやすい形で活動を広げていくことは、オレンジリボン運動の関心を集めるのにとても効果的だと考えられます。今後も漫画や紙芝居のような、印象に残る活動を続けていきたいです。今回のオレンジリボン運動オンライン報告会で他大学の報告を視聴し、同じオレンジリボン運動に取り組む仲間がいるということを実感できたことが一番の収穫だったと思います。
上田:今回のオレンジリボン運動オンライン報告会において、オレンジリボン運動に関する様々な観点からのアプローチを、発表を通して知ってとても刺激を受けることができました。どの学校においても、目的や意図がハッキリしています。その目的に向かってそれぞれのやり方で行っており、今後オレンジリボン運動というものがより身近に啓発されていくのではないかと考えることができました。
鈴木:今回のオレンジリボン運動オンライン報告会を視聴し、どの大学も私たちのアイデアにはなかったものばかりで、こういうやり方もあるのかと新たな学びになりました。人が集まることができないという状況の中でも、発信することは可能だということを証明できたと思います。特に、「学生一人ひとりが繋がり、さらに大学が繋がり、全国で繋がる」という言葉が印象的でした。学生の活動は、全国に繋がるという意味のあるものだと思いました。
8年間のオレンジリボン運動を振り返り、学生たちは常にグループワークを行い、オリジナルポスターは数名で制作し、今まではまさに「3密」の状態で取り組んでいました。しかし、今年はコロナ禍で3密を避けなくてはならない状況のなかで、学生たちは豊かな創造性で得意な漫画、脚本、絵、パソコンなど様々な媒体を使って積極的に取り組んできました。
なお、オリジナル漫画「いちはやく繋ぎましょう」は、Twitter「オレンジリボン運動推進隊・大正大学」で紹介しています。読んでいただけると嬉しいです。Twitterのフォローもよろしくお願いいたします。
https://twitter.com/Orange_Taisho
(文責:金 潔)