学部・大学院FACULTY TAISHO
社会福祉学科
オレンジリボン運動推進隊のソーシャルアクション その5
今回は、「学生によるオレンジリボン運動 オンライン報告会」を視聴したオレンジリボン運動推進隊のリーダーたちの感想を最初に紹介いたします。
杉山:今回のオレンジリボン運動オンライン報告会において、私たちがこれまで行ってきたtwitterや漫画による啓発活動とは異なった、子ども縁日やエコバッグ作成等のようなアプローチを知ることができ、自身の視野を広げられたという点で非常に貴重な時間だったと思っています。特に印象に残ったのは、「子どもたちや保護者などの当事者だけでなく、活動を主導する学生自身が楽しむことが重要である」という言葉に、私もその通りだと思いました。今回のオレンジリボン運動のみならず、他の活動においてもこの言葉を胸に刻んでいきたいと考えています。
根本:オンライン報告会を視聴し、各校それぞれの強みを活かした取り組みを行っていることがわかりました。今後、大正大学が行うオレンジリボン運動にも参考として取り入れることが可能な活動が多々あるように思いました。また、オレンジリボン運動は継続していくことが重要であることも学びました。そのためにも、日頃から児童虐待に関する最新情報を収集し、知識として蓄え考えることも必要であると思いました。
山本:私たちはオンライン授業のため、間接的な方法でオレンジリボン運動を行ってきたのに対し、他校では感染対策をしながら、直接的に地域の人たちとふれあいながらの啓発活動を行っていたのを知りました。また、オレンジリボンの啓発活動を行うためには多くの方との連携や協力が大切だということが分かりました。さらに、今回の報告会を通して、大正大学ではより多くの活動を行うことができたことや、私たち学生の活動が今後の児童虐待防止につながるということも改めて感じました。
次に、リーダーたちの喜びの声を紹介いたします。令和2年度 「学生によるオレンジリボン運動 オンライン報告会」(特定非営利活動法人 児童虐待防止全国ネットワーク主催)の発表校として選ばれ、とても良い励みになる賞状をいただきました。
・例年と違うオンラインの中の活動であったため、今までの先輩方のようにうまくできているのか、不安な部分が多くありましたが、このように多くの出場校の中から選ばれたというのは、社会福祉学科の皆さんの協力あってのものだと思います。
・オンライン発表会の発表校に選ばれたこと、誇らしく思います。素晴らしい結果を残されてきた先輩方の活動を目にし、自分たちにできるのかと心配でしたが、このような結果をいただけて、素直に嬉しいです。
・自分たちで意見を出し合い、努力した結果がこうした形で実りとても嬉しく思います。
・発表校に選ばれたこと、大変嬉しく思います。オンラインという今までにない形で活動をすることになり、思うように動けないことがあったにも関わらずこうして発表校に選ばれたのは、全員が協力できていたからだと思います。
・発表校として選ばれたことを大変嬉しく思います。コロナ禍という状況のなか、先輩たちが今まで行ってきてくれた活動を真摯に受け止め、私たちができることを考え、みんなで協力をすることはとても良い経験となりました。
最後になりますが、学生によるオレンジリボン運動は、学生自身が主体となり創意工夫し、「子ども虐待のない社会」を目指す運動です。本学科の学生たちは、先輩から後輩へバトンを渡すように繋げていきます。
一人ひとりの子どものかけがえのない尊い命を守るために、「オレンジリボン運動推進隊・大正大学」はこれからもソーシャルアクションを行っていきます。
(文責:金 潔)