学部・大学院FACULTY TAISHO
社会福祉学科
「学生出前定期便」活動が助成事業に採用、自転車購入できました
2014年度より学生が取り組んでいる「学生出前定期便」では、高齢者のちょっとした困りごとを高齢者宅へ訪問し、対応しています。年数を重ねる中、大学周辺地域において学生の活動が認められ、活動範囲も広がってきました。
コロナ前、取り組んでいた学生たちが「自転車があったら、活動件数を増やすことができる」「自転車購入をしたい」という声をあげました。その願いは、その後、後輩学生へ受け継がれてきました。
2020年度コロナ禍1年目、まったく「学生出前定期便」活動が実施できない状況が起こりました。その時の学生たちが、「学生出前定期便」活動ができない分、コロナが終息した時に活動しやすいように、自転車購入するための助成事業を検討、申請に取り組みました。しかしその年、さらに翌年も不採用でした。
今年の学生は、「3度目の正直があるから、トライしてみる」と決意をし、昨年度とは異なる助成金事業を検討し、6月末、公益財団法人太陽生命厚生財団助成事業へ申請提出を行いました。9月中旬、待ちに待った助成金採用通知が学生の元に届きました。この度、晴れて念願の自転車を2台、その助成金で購入することができました。
助成事業により購入した自転車です
学生のコメントです。
3年越しに助成金の審査を通過し、電動自転車購入までできたことに嬉しく感じています。これまで、訪問できなかった地域にも出向けるようになったので、さらに「学生出前定期便」が地域に根付く、インフォーマルサービスとなれるように頑張ります。
今年度の「学生出前定期便」4年生の学生と購入した自転車
今後、この自転車に大正大学社会福祉学科、学科のマスコットキャラクター、「学生出前定期便」、太陽生命厚生財団助成事業 を記したステッカーをつけてみようと思います。
学生が、このような自転車にさっそうと乗っている姿を見かけたら、「学生出前定期便」活動中です。ぜひ、声をかけて応援をしてください。
(文責:宮崎牧子)