学部・大学院FACULTY TAISHO
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社会福祉学科
公園再生に挑戦
卒業研究のテーマとして、公園再生もあります。どうして社会福祉と公園が結びつくの?それは、広い視野にたって社会福祉を捉えると、自分の住んでいる地域社会に愛着をもつ、自分の通学・通勤している地域社会に関心をもつこと、そうした意識をもつ人々が地域社会に多くなると、地域福祉を進めやすくなっていきます。また、災害福祉の視点でも公園は重要です。一時避難場所になったり、火事が発生した時に延焼を食い止める役割があったりします。
今年度、宮崎ゼミの4年生は、千川上水公園を再生するために、公園のトイレ外壁をペンキ塗りで再生する企画に関わっております。学生は、地元の「巣鴨庚申塚まちづくりを考える会」、闘魂ペインターズ(ボランティア団体)、大正大学美術部、近隣にある淑徳巣鴨中学高等学校美術部、豊島区立巣鴨北中学校美術部と協力しあってペイントしました(写真参照)。
外壁のデザインは、都電です。大学のすぐそばを走っており、地域住民誰もが知っているので、それに例えております。この公園には、千川上水の沈殿池が歴史遺構であり、それが明治時代なので、「明治→令和」と表示、そして豊島区のシンボル的存在のフクロウを運転手にしています。
ぜひ、大正大学のすぐそばの豊島区立千川上水公園に足を運んでみてください。
(文責:宮崎牧子)