学部・大学院FACULTY TAISHO
社会福祉学科
高大接続教育の実践:都立赤羽北桜高校と大正大学
今年度から、我が学科と都立赤羽北桜高校家庭学科の高大接続教育がスタートしました。
4月~7月は、バリアフリーとユニバーサルデザインの学習、高齢者の視点から食生活を学習するため、特別養護老人ホームやデイサービスの施設見学や高齢者福祉施設で働く栄養士の話しを聞く機会をもちました。
9月にはいり、4回の授業では、実際に児童虐待防止のためのオレンジリボン運動推進隊として活動をしている我が学科の4年生金ゼミ4名の学生が、高校生に児童虐待を防止するためのオレンジリボン運動への理解、関心をもってもらうために、パワーポイントを作成し、子どもの権利、児童虐待の現状、オレンジリボン運動のことを解説しました。
また、高校の文化祭では、大学生の助言のもと、オレンジリボンやしおりを作成し、当日、配布したり、児童虐待防止のために4コマ漫画や川柳、ミサンガのイヤリングをつくった生徒の作品を展示したりしました。
今回、金ゼミのオレンジリボン推進隊の学生たちは、この授業実践はもとより、高校生にアンケートを実施することもできました。これらの成果を卒業研究に活かすために、ラストスパートの取り組みをしております。卒業研究の成果が、楽しみです。
このように高大接続教育の機会により、我が学科の学生によるオレンジリボン運動の輪が高校にもひろがったことは、大切な啓発の機会となりました。
(9月15日 金ゼミ・4年生オレンジリボン推進隊の学生による授業)
(9月30日、10月1日に開催された赤羽北桜高校・北桜祭における展示)
(10月6日 金ゼミ・4年生オレンジリボン推進隊の学生による授業)
(10月6日 授業の最後に高校生と記念撮影)
4年生のオレンジリボン推進隊による授業は、10月6日で終了しました。オレンジリボン推進隊4名の学生、授業実践ありがとうございました。
来週以降、サロン活動を通じた介護予防や認知症に関することを取り上げていきます。
(文責:宮崎牧子)