学部・大学院FACULTY TAISHO
社会福祉学科
学生が日本女子大学の授業で「学生出前定期便」の活動を報告
今年度4年次宮崎ゼミ「学生出前定期便」プロジェクトチームでは、豊島区内で「学生出前定期便」活動が広まるような取り組みを提案しました。その提案を一歩進めるため、豊島区区界にある日本女子大学社会福祉学科に相談をしました。すると、検討してみてもよいと地域福祉論を担当している黒岩亮子先生から返事をいただくことができました。
さっそく「ふくろうの杜圏域」の豊島区民社会福祉協議会のコミュニティソーシャルワーカーと「ふくろうの杜高齢者総合相談センター(地域包括支援センター)」職員と黒岩先生を交えて、話し合いの場をつくりました。その後、まずは日本女子大学の学生に「学生出前定期便」活動を知ってもらう機会をつくることになりました。
こうした経緯により、12月20日(水)日本女子大学黒岩亮子先生の「地域福祉論」の授業において、4年生種橋颯大さん、来年度担当・3年生萩野もみさん、チョウイネイさんの計3名が、「学生出前定期便」活動報告を15分程度行いました。報告後、日本女子大学の学生から「どうして高齢者なのですか?子育て世代の困りごとの対応はないのですか?」、「30分という活動時間は、短くありませんか?」、「活動をやっていてよかったことやつらいことはありますか?」などの質問がありました。
30分という時間設定については、種橋さんが「授業の空き時間で活動しているため、そのぐらいだと依頼者宅の往復と活動時間で、ちょうどよい」、「どうしても終わらない場合でも、1時間以内で切り上げ、また依頼してくださいとお話している」と応えていました。
授業終了後、日本女子大学の学生が書いてコメントを3名の学生たちが読み、種橋さんは今日来ていない4年生3名と共有、3年生2名は来年度の活動の検討に活かしたいと言っておりました。
種橋さんは「先生も女性で、男はこの教室でただ一人だから、緊張しないわけがない」と語ってくれました。また3名の学生とも異口同音に、「女子大学は雰囲気がちがう」とも言っておりました。
(文責:宮崎牧子)